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南野北のとある方から、
「こども食堂さんにお米を寄付したいのですが」
との連絡をいただき、取りに伺いました。
最近伊丹市に引っ越して来られ、
ネットで「こども食堂・伊丹市」と検索したところ「あかね食堂」がヒット。
で、Facebookを通じてご連絡をくださったのです。
ブランド米で有名な出雲の仁多米。
それもこだわりの天日干し(ハデ干しともいいます)です。
いただいたお米は、55kg。
現在稼働中の4つのこども食堂で、仲良く分け分けしました。
現在稼働中の4つとは
稲野小学校区(@アイ愛センター)あかね食堂~わたしのおうち
伊丹小学校区(@オアシス千歳) いたみっこだんらん食堂
伊丹小学校区(@あじさいセンター) あじさい食堂
桜台小学校区(@サンシティホール) さくらっこ食堂
新たに、瑞穂小学校区(@いきいきプラザ)で開設が予定されています。
また、スマイル阪神(伊丹小学校区)でも開設されるとか。
社協では、各小学校区に1つを目指しています。
100%自力でやっている「あかね食堂」は
稲野小学校区のこども食堂にはカウントされないようです。
珍しく、伊丹市の話題が2つとりあげられていましたが、
どちらも喜ばしいニュースではありませんでした。
1つは、午後6時半からと8時45分からのニュースで、
私も一般質問で取り上げた「ながら自転車の人身事故」について。
被害に遭われた男性のご家族が、取材に応じておられました。
前をよく見ていたら、こんなことにはならなかった、
こんな辛い思いをもう誰にもして欲しくないから、
自転車の安全運転には、特に特に気をつけて、と言う言葉には、
悲しみと悔しさが滲み出ていました。
ベッドに横たわる男性の姿に、私も涙が出ました。
もう一つは、7時半からの番組。
テーマはふるさと創生の1億円を無駄に使った公共施設のはずが、
アートの受難ということも取り上げていて、
その中で伊丹市の「白鳥の泉」がピックアップされていました。
それは、市役所前にあった巨大彫刻。
昨年の大阪北部地震のあと、耐震性が無いことが分かり、
周辺は立ち入り禁止になっていました。
移転や耐震補強も考えたそうですが、
費用が莫大にかかること(見積は6千万円)もあり、
また、新庁舎の建設場所にあたるために、撤去したものです。
モチロン、市議会にも報告がありましたし、
作者にも理解をお願いをしたと聞いています。
「はい、どうぞ」とはいかなかったそうですが。
番組では、怒る作者さんの映像もありました。
造るときにも数千万円の税金が使われています。
それを壊すのか、芸術家の作品を冒とくしている、
という意見はあるかもしれません。
残せるものなら、残したかったのは、誰しも思ったところ。
破壊された様子も映し出され、
「ええ~っ!こわしちゃったんですか!」
という、出演者のコメントはちょっと不快でした。
いいことで取り上げられたいですね。
(市役所ロビーのいけばなも秋の装いです)
教職員の激務と働き方改革が叫ばれる中、
非常に興味深い質問がありました。
教職員組合出身の議員さんの質問ですから、
伊丹市内の教職員の皆さんの声を代表するものと考えられます。
1.中学校給食で、アレルギー対応を教員が行うのは負担
教員には忙しく安全・確実な対応ができない
2.通学路の安全確保に教職員を動員しないで欲しい
通学路の安全確保は基本的には学校以外が担う業務と国も示している
3.PTAなど任意団体との関わり方を考え直すべき
7月12月の市内一斉パトロールは、学期末ということもあって、負担
連Pとの互例会への出席も負担
教職員の仕事は、授業に尽きる。
教科書だけでは足りず、自作教材などの準備する必要がある。
教職員本来の仕事ができるようにすべきだ。
以上の点で教育委員会の見解を問う。
と言うものでした。
素晴らしい!
地域活動にも、学校の教職員の協力が求められるシーンは多いです。
授業以外のことはやりたくない、そう思っていても、
口にだして言うことがはばかられる雰囲気があります。
私も教職員には、授業をしっかりと行ってもらいたい、
児童生徒に確かな学力をつけて欲しい、と思っています。
多様な家庭、家庭の格差が広がる中、
家庭学習が大切と言わず、学校でしっかりと教えるべきだと思います。
この勇気ある発言に拍手を送ります。
教育委員会の答弁は、
通学路の安全確保には、スクールガードリーダーなどを利用し、
地域力を高めていく。
連Pとの互例会は今年度から廃止。
他の事業も学校運営の視点に立って見直していく。
すべてを地域になげられるのも困ります。
地域・保護者もそれぞれ仕事を持ちながら、学校行事に協力しています。
この教職員の本音をきっかけに、学校運営と地域・保護者の関わり方も
見直していかれることを願います。
そうなると、今進めている「コミュニティスクール」は
どうなるのでしょうか。
阪急伊丹駅から徒歩1分、西台にある美容院が閉店しました。
閉店したのは6月だったのですが、しばらくは看板が残っていて。
この看板も数日前には取り外されました。
こちらの美容室。
美容師の先生は、50年近くにわたってお店をされていました。
現役50年。なんと素晴らしいことでしょう。
手に職をつけて一生働く。
それを可能にしたのは、ご自身の職業選択の目と
健康管理だったのかもしれません。
まだまだお元気で(失礼な言い方ですみません)、
お仕事を続けるのに支障はないそうですが、
「元気なうちに辞めて、遊びたいじゃない」とおっしゃいます。
お店を開けていたら、長期間の旅行もできませんものね。
長い間お疲れ様でした、ではなく、
さあ、新たな人生の幕開け、
楽しんでください!
3連休は雨、の予報でしたので、心配しておりましたが、
雨は明け方に上がり、市内8校すべてで体育大会が開催されました。
運動場の砂の水はけの良さには感心します。
(北中学校の整然としたマスゲーム)
(元気あふれる東中ソーラン)
北中学校と東中学校を参観させていただきました。
2校は距離にしたら、500mほどしか離れていませんが、
雰囲気が全く違います。
時代が変わり、生徒が替わり、先生が替わり、
校区に住む人たちが入れ替わっても、
学校のカラーと言うものは、連綿と受け継がれていくのですね。
伝統の競技、表現があるのも、
カラーが受け継がれる要因の1つでしょうか。
北中学校では、暑さ対策で、生徒用のテントが用意されていました。
9月開催では暑すぎるから、と、春に開催する地方も多い中、
残暑厳しい9月開催には、必須です。
この日は涼しくて、競技の間も過ごしやすかったのですが、
生徒たちもテントがあって安心だったことでしょう。
体育大会を見るたびに、
ああ、私は運動会が大嫌いだった、と思い出します。
9月議会での私の質問は、
6月に起きた自転車と人との重大事故を受けて、
教育委員会の対応や市の自転車の安全運転対策を問うものでした。
当局との答弁調整の時には、
別の議員も似たような質問をしているが、趣旨が異なるので、
それほど答弁内容がかぶることはない、と聞いていました。
しかし、当日の質問では、かなりの部分が同じ内容、
一問一答方式をとっている私の方が、数字が入ったりして、
多少詳しい答弁とはなっていたものの、質問部分が酷似。
昼休憩を挟んでいるとはいえ、全く同じ質問をすることになる。
それで、当局に少し変えたい、と言うと、
答弁原稿どおりでしか答えることができないとの回答。
質問するのは私の方なので、別に変えてもいいのだけれど、
それでは、質問と答弁がずれてしまう。
質問原稿と答弁原稿をやりとりし、本会議でそれを読む、
ということが原則となっているのですが、
本当にそれでいいのか、台本の読み合わせではないか、
と言われることもままあります。
原稿の無い他の議会のやり取りを聞いたことがありますが、
「資料を持ち合わせていません」「後ほど答えます」の繰り返しで、
質問している意味さえ不明になっているケースを見ました。
正しい答弁を得ることが大事だと思って続けていますが、
市民感覚とずれているのなら、考えなおすべきなのかなあ。
材料:米2合、トウモロコシ1本、塩少々、バター 30g
トウモロコシは粒を包丁で外す、米は普通に研ぎ、分量通りの水を入れる。
塩を入れよく混ぜる、トウモロコシ粒を入れる。
残った軸は2つに切って上にのっけ、普通に炊く。
炊き上がったら暫く蒸らし、大皿などに広げ、
トウモロコシとご飯をまんべんなく混ぜる。出来上がり!
私の息抜きは料理です。
仕事と私事の切り替えに必要な時間。
このトウモロコシご飯、甘くてとても美味しいのです。
何杯もお替わりしてしまうのが、難点!
明日の午後1時から一般質問に立ちます。
テーマは
「6月17日に起こった、自転車と人との重大事故を受けて」
生徒児童の安全対策と自転車の安全運転について聞きます。
伊丹新風会の解散に続いて、
維新の会の小西彦治議員が会派を抜け、
会派に所属しない議員となりました。
議会内は5月以来、常に落ち着かない雰囲気です。
これにより、維新の会は2名となり、現在の会派構成は、
・新政会 7名
・公明党 6名
・創政会 5名
・フォーラム伊丹 5名
・共産党 2名
・維新の会 2名
・会派に属さない議員 1名
となりました。
市民生活に直接影響がありませんが、
会派の部屋を引っ越ししたり、
議員名簿を印刷しなおしたり、
議会のHPを変更したりという事務作業が発生します。
新人議員が多く当選した期は往々にしてこのようが現象が起きるようです。
今回の会派構成の変更も、まだプロローグかもしれません。
連休の中日に参加した講演会。
この講演会は住宅メーカー主催の資産運用のお話ですので、
本来のターゲットでないのが、申し訳ありませんでしたが。
自然災害や天候不順で野菜への被害が報じられるたびに、
人工光や自動散水機などを利用したハウス栽培のが効率がいいのになあ、
などと素人考えで思っておりました。
「農業」とは「土」をそのまま使って栽培を行うということが、
農地法に定められています。
ビニルハウスやガラス温室は、土を使っているところも多いのですが、
施設導入には多額の初期投資がかかることがネックで、
これまで通りの農業が代々と続いてきたのではないか、と思われます。
最近でこそ、数値を根拠とする農業も増えてきていますが、
「カン」に頼った小規模な農家さんが多いのは変わりがありません。
野菜工場は、これまでは「工業施設」の扱いであったのが
(農地に立てるとなると、農地を廃止する必要があった)、
昨年11月の「改正農業基盤強化促進法」の施行により、
「農産物を生産するのであれば、農転せずとも農地の上に
建物の軒高6m以内、棟高8メートル以内の建物であれば」
底面がコンクリートで壁面が透過性素材以外の構造物も
建てられるようになったそうです。
世界的な食糧不足時代の到来が予想されるのに、
日本の食料自給率は熱量ベースでは38%(2017年)という低さ。
すべての食料が野菜工場で生産できるわけではありませんが、
1つの解決策になるのではないか、と期待したいと思っています。