9月議会での私の質問は、
6月に起きた自転車と人との重大事故を受けて、
教育委員会の対応や市の自転車の安全運転対策を問うものでした。
当局との答弁調整の時には、
別の議員も似たような質問をしているが、趣旨が異なるので、
それほど答弁内容がかぶることはない、と聞いていました。
しかし、当日の質問では、かなりの部分が同じ内容、
一問一答方式をとっている私の方が、数字が入ったりして、
多少詳しい答弁とはなっていたものの、質問部分が酷似。
昼休憩を挟んでいるとはいえ、全く同じ質問をすることになる。
それで、当局に少し変えたい、と言うと、
答弁原稿どおりでしか答えることができないとの回答。
質問するのは私の方なので、別に変えてもいいのだけれど、
それでは、質問と答弁がずれてしまう。
質問原稿と答弁原稿をやりとりし、本会議でそれを読む、
ということが原則となっているのですが、
本当にそれでいいのか、台本の読み合わせではないか、
と言われることもままあります。
原稿の無い他の議会のやり取りを聞いたことがありますが、
「資料を持ち合わせていません」「後ほど答えます」の繰り返しで、
質問している意味さえ不明になっているケースを見ました。
正しい答弁を得ることが大事だと思って続けていますが、
市民感覚とずれているのなら、考えなおすべきなのかなあ。