都市企業常任委員会視察、平塚市、川崎市
2025年8 月 7日 (木)
平塚市議会、議場
川崎市議会議場
8月5,6日で都市企業常任委員会の視察に、
神奈川県平塚市、川崎市に行ってまいりました。
視察目的
平塚市:中心市街地のまちづくり
平塚市は人口約26万人、面積約68㎢。
伊丹市の3倍の面積があるにもかかわらず、
鉄道の駅がJR平塚駅1つしかない。
人口のほとんどは、JR平塚駅周辺に集中しており、
北部は農地、工業地が広がっている。
駅周辺の再開発計画を、20年先を目標に作成。
人口減少の今なぜ中心市街地の再開発か?財源は?
官民協力で進めていく、老朽化したビルの建て替えの時に、
補助メニューなどを提案し、市が計画した駅前にしたい。
(ばんこの考え)
➡伊丹市の場合、JR伊丹駅前は再開発が必要と感じていますが、
宮ノ前の再開発時にJR伊丹駅に移転してもらった店舗があり、
再開発のために再度移転をお願いするのも難しいのでは?
JRが駅舎を更新する予定がないということで、
全額市負担、また、1度再開発を行っているので国の補助も見込めない。
財源をどうするか?が解決できなければ、再開発は難しいですね。
川崎市:市バスの自動運転実証実験
伊丹市も手を挙げたけれど採択されなかった国の補助事業。
バスの運転手不足により、バスの減便が続いている。
自動運転を導入することで、市民ニーズに対応したいと取り組む。
川崎駅と羽田空港を繋ぐ路線で実証実験することで、アピールにもなる。
自動運転レベル4は、数年先には達成できるが、
費用対効果については、今後の検討課題。
(ばんこの考え)
➡伊丹市バスも運転手不足で減便や最終便の繰り上げが行われています。
市民の方々からも、不便になった、もっと走らせてほしいというお声も。
市内バス路線は、狭い道も多く、自動運転には向いていません。
可能だとすれば、駅と統合新病院、市役所を結ぶ路線を設け、
そこに自動運転を導入するのはありだと思います。
高齢化が進んでいくので、きめ細やかな対応が求められることから、
小型バンのオンデマンドバスの検討が必要と思います。