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全市立幼稚園と朝鮮初級学校幼年部の園児が
伊丹市スポーツセンターに集まって、開かれました。
今年限りで閉園する幼稚園にとっては今年が最後。
いいえ、なかよし会自体が第53回目にして、今年が最後。
大きな陸上競技場で、元気いっぱい手足を動かし、
他の園のお友達の演技も見ながら、
みんなとても楽しそうでした。ありがとう!
最後の演技はパラバルーン。
見ていてとても楽しく、華のある演技です。
この「パラバルーン」、日本が発祥の地です。
1974年甲南女子大学の故水谷英三教授が考案されたそうです。
中学校、小学校の連合体育大会も今年が最後でした。
連合体育大会は、他校との交流もでき子どもたちは楽しみにしているのですが、
台風などによる休校(暴風警報だけでなく、大雨警報、洪水警報でも休校となる)や
インフルエンザなどによる学級閉鎖などで、授業時間が確保できないこと。
また、新学習指導要領が来年から導入されますが、
学習する内容が増え、夏休みを短縮しても対応できないこと、
などが理由である、と教育委員会から伝えられています。
他には、連合音楽会、小学校4年生の転地学習も来年から無くなります。
授業時間の確保はとても重要です。
一方で、連合体育大会や音楽会は、他校の様子が分かり、
子どもたちにも先生方にも刺激になったこともあるでしょう。
私としては、授業時間が足らないなら、
体育大会、運動会、卒業式などの練習を減らしたらどうか、と思います。
いずれも、とても素晴らしいセレモニーですが、
見てもらうために練習時間を重ねるよりも、
子どもたちのあるがままの姿を見せてもらえればいいと思います。
(雨が上がって、出店の方はほっとされたことでしょう)
今日は体育の日。
伊丹市スポーツセンターでは、体育の日のつどいが開催されましたが、
開催直前に雨が降り出し、体育館での開会式となりました。
急遽の変更に準備された主催者の皆さまは、さぞお疲れになったことでしょう。
1964年10月10日に東京オリンピックが開催され、
それを記念して、10月10日が祝日に制定されました。
こんな話、今の若い人たちは知らないようですが。
その体育の日は、ハッピーマンデー制度のせいで、
2000年からは、10月の第2日曜になりました。
そして、来年は(来年限りですが)東京2020の開会式の
7月24日が体育の日ならぬ「スポーツの日」の祝日になるんだとか。
1964年の東京オリンピックが10月10日に開会式となったのは、
その日が「晴れの特異日」だったとか。
確かに、10月10日の晴天の確率は70%を超えるそうです。
風もさわやかな秋晴れ、というイメージが体育の日にはあります。
東京オリンピックの記念の日ならば、10月10日に戻しましょう。
そして、来年の東京2020も、10月開催の方が、
選手にとっても観客にとってもいいのではないでしょうかねえ。
(幸いに被害の無かった伊丹市では、宮前祭りが賑々しく開催されました)
台風19号の進路は関西をそれたけれど、
日本列島に近づくにつれ、
風台風から大雨台風となり、東日本、東北にかつてない量の雨を降らせ、
河川の氾濫、堤防の決壊で、甚大な被害が出てしまいました。
ニュースが報じられるたびに被害個所と被害者の数が増え、
悲しい気持ちでいっぱいになりました。
被害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げます。
多摩川や千曲川のような、大きな川が氾濫するなんて。
同じような雨が伊丹市に、あるいは山間部に降ったら、
猪名川や武庫川も同じような結果になるのかもしれません。
伊丹市防災マップを今一度確認しておきたいものです。
被害に遭われた地域でも、水害ハザードマップを作っていると思います。
そのマップの範囲の災害だったのか、あるいは想定を大きく超えたのか。
市民の皆さんに危険度が十分伝わっていたのか、
避難の呼びかけや避難行動に問題があったのか。
今のところは分かりません。
ただ、ニュースを聞く限りでは「まさかこんなになるなんて・・・」
と言う声が多かったように思います。
また、車で出かけて川に転落、あるいは濁流に流された、
というケースも多く報道されています。
いつ、どのように避難するのがいいのか、
判断が難しかったのかもしれません。
自宅が安全な場所にあって、十分に災害備蓄品等があっても、
もしかしたら、出かけている時に被災する可能性もあります。
そうしたら、いったいどう対応したらいいのか。
とにかく、「命が助かることだけを考える」ということに尽きるのでしょう。
・鮭ときのこのホイル焼きカボス添え
・鶏ゴボウご飯(炊きこみご飯)
・サツマイモのレモン煮
・ワカメのかきたま汁
10月のあかね食堂は、少し豪華に鮭を一人一切れ使い、ホイル焼き!
アツアツのホイルを破った時にほわっ~と美味しい香りが味わえるよう、
ホイルは破らずにご提供させていただきました。
今が旬のサツマイモは希少糖(松谷化学さんの)で煮て、
レモンの輪切りを入れると、とてもさっぱりしたデザートになります。
今回の食堂で使用した食材のご寄付は
・お米(出雲の仁多米)
・サツマイモ
・希少糖
・ワカメ
・調味料類
・お菓子の詰め合わせ
・かぼす
いつも、あかね食堂に暖かいご支援をありがとうございます!
(佐竹議員と有岡小学校にお邪魔しました、春名校長先生とスリーショット)
伊丹市内の公立小中学校の図書購入予算は他市に比べて充実しています。
また、図書館司書も非常勤ではありますが、
全校に1名ずつ配置されており、
近隣市に比べてとても読書活動に力を入れています。
中でも、有岡小学校の図書室は素晴らしい、と聞いておりましたので、
決算議会が終わるのを待って、訪問させていただきました。
小学校では週に1時間図書の授業があります。
今日は3年生の授業を見せてもらいました。
まずは、図書司書さんから本を読み聞かせてもらいます。
少し小さな声で読み聞かせが始まりました。
子どもたちに聞こえるのかなあ、と思っておりましたが、
後でお伺いすると、
大きな声でお話すると逆に騒がしくなるから、
あえて小さな声で読みます、
そして、子どもたち自身が内容に感情移入できるように、
読み手はできるだけ平静に読みます、と。
そうなんですね。
その後、それぞれが借りた本を返したり、また借りたり、予約したり。
それが終わったら、読書をします。
みんなとても静かに真剣に読書をしています。
各児童が読書カードを持っていて、読んだ本を記録します。
多い子で月に40~50冊も読むそうです、凄い!!!
児童の靴箱のすぐ前に図書室があり、
本が身近にある、という環境が良いのだと思います。
有岡小学校では、図書ボランティアさんが38名いらっしゃって、
業間休みの応援や長期休暇の開館のお手伝いや本の展示など、
様々な図書活動に励んでおられます。
とても素晴らしいことです。
長いことお願いしていた、学校図書のデータベース化は、
昨年あたりに完了したということで、
貸し出しも、バーコードでささっとできます。
こんな素敵な図書室、地域にも活用していただけたらいいと思うのですが、
管理上、現段階では難しい、とのこと。
でも、春名先生はできるだけ開かれた学校にしていきたい、
とおっしゃってました。
この続きは、また別の機会に。
春名校長先生を始め有岡小学校の皆さま、
アレンジしてくださった教育委員会の甲斐さん、
ありがとうございました。
とても有意義な視察でした。
8月末の残暑厳しい頃に始まった9月議会が、今日閉会しました。
最終日は、すっかり秋の気配。
私は、今年から議会選出の監査委員を務めていますので、
初めて決算委員会の委員にはなりませんでした。
決算委員会の前に決算資料に目を通すことはできますが、
政策的なチェックはやはり決算委員会でないとできませんね。
一般会計決算審査特別委員会は質疑時間が長く、
予備日を使って、4日間となりました。
だた、新人議員が多く質問したわけではなく、
古参の議員の発言が多かったのが原因です。
新人議員はまだ行政全般の把握ができていないので、
質問のポイントがつかめていないなあ、という感想でした。
一般質問でも、独りよがりな内容が多く、
将来世代を含めて伊丹市としてどうあるべきか、
という視点に欠けているように思われました。
もっとも、私自身もかつてはそうであったので、
(今でも、という声が聞こえてきます)
偉そうなことは言えませんが・・・
今だけ、自分だけ、自分の支援者だけ、自分の地域だけ、
に留まらず、そこからどう市全体の課題に広げていくか、
これからの頑張りに期待したいと思います。