(佐竹議員と有岡小学校にお邪魔しました、春名校長先生とスリーショット)
伊丹市内の公立小中学校の図書購入予算は他市に比べて充実しています。
また、図書館司書も非常勤ではありますが、
全校に1名ずつ配置されており、
近隣市に比べてとても読書活動に力を入れています。
中でも、有岡小学校の図書室は素晴らしい、と聞いておりましたので、
決算議会が終わるのを待って、訪問させていただきました。
小学校では週に1時間図書の授業があります。
今日は3年生の授業を見せてもらいました。
まずは、図書司書さんから本を読み聞かせてもらいます。
少し小さな声で読み聞かせが始まりました。
子どもたちに聞こえるのかなあ、と思っておりましたが、
後でお伺いすると、
大きな声でお話すると逆に騒がしくなるから、
あえて小さな声で読みます、
そして、子どもたち自身が内容に感情移入できるように、
読み手はできるだけ平静に読みます、と。
そうなんですね。
その後、それぞれが借りた本を返したり、また借りたり、予約したり。
それが終わったら、読書をします。
みんなとても静かに真剣に読書をしています。
各児童が読書カードを持っていて、読んだ本を記録します。
多い子で月に40~50冊も読むそうです、凄い!!!
児童の靴箱のすぐ前に図書室があり、
本が身近にある、という環境が良いのだと思います。
有岡小学校では、図書ボランティアさんが38名いらっしゃって、
業間休みの応援や長期休暇の開館のお手伝いや本の展示など、
様々な図書活動に励んでおられます。
とても素晴らしいことです。
長いことお願いしていた、学校図書のデータベース化は、
昨年あたりに完了したということで、
貸し出しも、バーコードでささっとできます。
こんな素敵な図書室、地域にも活用していただけたらいいと思うのですが、
管理上、現段階では難しい、とのこと。
でも、春名先生はできるだけ開かれた学校にしていきたい、
とおっしゃってました。
この続きは、また別の機会に。
春名校長先生を始め有岡小学校の皆さま、
アレンジしてくださった教育委員会の甲斐さん、
ありがとうございました。
とても有意義な視察でした。