(画面をタップすると鮮明になります)
少数与党となった時点で、
夫婦別姓へ道が開かれるかと思ったのですが、
物価高、米不足、とそれどころではなかったようです。
今回の参議院議員選挙でも政党公約にもほとんど上がっていません。
某新聞で兵庫県県内、市町村議会の
「夫婦別姓制度の導入に向けた民法改正」
を求める意見書の提出状況が掲載されていました。
その中で、伊丹市は、2020年と2024年と
2回提出、となっていますが、ちょっと事情は違うんですね。
上にあるのが、20204年9月議会で可決されたもの、
同時に同様趣旨の請願も可決されています。
2020年の意見書は、
(画面をタップすると鮮明になります)
「夫婦別姓制度に関する民法その他の法令について国会審議を
推進するよう求めるものである」という内容で、
「夫婦別姓制度導入のための民法改正」を求めるよう意見書を出して、
という請願は、17VS9で否決されています。
意見書はOK、請願はNOというのは、不に堕ちないように
思われますが、これが伊丹市議会なのです。
「審議してくださいよ、国が決めたらいいことですから」
「伊丹市議会は、夫婦別姓制度に積極的ではないんです」
と理解してもらったらいのかもしれません。
2024年9月議会は、公明党と伊丹維新の会が
賛成に回ったので、19VS8で、可決されたんですね。
2020年の意見書に賛成だった新政会は、
ド直球の意見書(モチロン請願にも)には反対、
創政会は、
「子供への影響を十分に考慮しなければなりません。夫婦別姓を選択した場合、
子の姓を夫婦どちらの姓にするのかについて、夫婦間で折り合いがつかないことや、
父または母と姓が異なることへの心理的負担などにより、子の権利が害されるおそれがあります。」
と述べ、反対されました。
私は賛成し、新政会在会中はできなかった賛成討論を行いました。
その内容は、こちらです。↓ (画面左の名前の高塚伴子に☑を入れてくださいね)。
高塚ばんこの賛成討論(録画画像)(5:20あたりからです)
私の思いは、討論で述べた通り。
生まれ育った姓で生きたいという人には、それを選択できるように、
ただそれだけのことです。全員に強制するものではありません。
愛する人の姓に変えたい人は、それを選択してください。
男性の姓に変えるケースが95%といいますから、
いっそのこと結婚したら「女性の姓にするべし」と
変えたらどうでしょうか。
不便さや自分の名前に対する愛をわかってくれるかな。
議会に男性比率が多いことの結果だと思います。
参議院議員選挙でも女性の躍進を期待します。