スポーツ庁の、部活動の地域移行のポータルサイトはこちら↓
部活動改革ポータルサイト
少子化、教師の負担などから今まで通りの部活動が維持できなくなる、
ということで、地域クラブ化していこうというもの。
スポーツ庁では、休日の部活動から地域移行、としていますが、
伊丹市では、平日を含むすべての部活動を地域移行します。
伊丹市のポータルサイトは、こちら↓
私の子どもたちが中学生の頃(今から25年くらい前かな)は、
クラブ活動全入が暗黙のルールで、その理由は、
放課後に生徒たちを家に帰したら、
よからぬ事をしでかすかもしれないので、学校に留めておく、
というものでした。
学校が放課後まで生徒の行動に責任を持ってくれて、
土日の部活動、生徒たちのスキルアップに尽力されていたことに、
感謝もせず、学校のルールなのだ、と思っていた自分を恥ずかしく思います。
部活動の地域移行の最大の理由は、教員の働き方改革に他ならないと思います。
教員の過重労働については、様々の要因がありますが、
子どもに一番影響のある所から手をつけたことには、異論があります。
もっとも、今の中学生はクラブ活動全入でもなく、
外のクラブや塾に忙しいのでそれほどの影響がないのかもしれません。
ただ、学校のクラブが居場所だった子にとっては、
居場所がなくなってしまうことも心配です。
その結果として、ショッピングモールに集まったりするかもしれません。
民間の部活動に参加しない子どもたちの居場所の確保も大事です。
伊丹市の届け出地域クラブ一覧を見ると、
お教室的なもの、大人向けの文化教室的なものが多いんですね。
当然、費用が掛かります。
これまで校内で行われていた部活動が、実費負担程度だったのが、
教室の受講料も必要となります。
国では、保護者の費用負担について検討しているそうですので、
新たな費用負担が発生しないことを求めたいものです。
私の常識とは全く違う改革に戸惑っています。
今議会では、部活動の地域移行の質問が多く出ました。
保護者や生徒のみなさんの中にもどうなるの?
と思っている方もいらっしゃるでしょう。
→のメールからお問い合わせいただいたら、
誠意をもってお返事します。