昨年の8月から、野良猫の不妊去勢手術助成事業が伊丹市でも始まりました。
昨年は、野良猫267匹を捕獲手術して元に戻し(TNR),
1地域で25匹を捕獲手術して(TNRM)、地域で面倒を見ています。
手術補助を受けるには、講習会への出席が義務で、
昨年度は、スタートの年ということで、1回目は59名、合計121人が受講しました。
今年度は少し落ち着いたのか、第1回目の参加者は16名でした。
この講習会は、手術補助を受けるための注意や手続きを説明するもので、
野良猫に餌をやる「許可書」を受講修了者に出すものではないのですが、
勘違いをされている方もいて、地域でトラブルになっているケースもあるそうです。
現在、飼われているネコは犬を抜いて過去最高となっています。
ネコは犬と違って、注射や登録が義務とはなっていませんし、
散歩が不要なので、比較的飼いやすいペットです。
安易に野良猫を家に迎え、室内飼いや繁殖制限をしないまま、
外飼いを続けるうちにどんどんと子猫が生まれ、多頭飼育崩壊、
というケースが見られるようになっています。
野良猫の不妊去勢手術だけでなく、飼い猫への対応も同時に行われなければ、
いくらTNR(M)を続けても、野良猫は減らないのでは、と考えます。
お話してくださった、動物愛護センターの職員さんから、
こんな講演会の案内をいただきました。
良さげです、仕事で行けないのが残念!