今年も半分が過ぎ、いよいよ明日から7月。
水が恋しい季節となりますが、
女性児童センターの児童プールのオープンが延期になりました。
先の地震で、老朽化したブロック塀の危険性が指摘され、
伊丹市でも学校施設、公共施設を中心に調査が行われていています。
御願塚にある女性児童センターの児童プールのブロック塀が危険(かもしれない)と
判定され、急遽取り壊す必要が出てきたからなのです。
今、震源地近くの北摂の各市や大阪市では、通学路等の安全確保のために、
ブロック塀の撤去、修復が急ピッチで行われています。
近隣の業者も応援に出かけているために、なかなか依頼ができず、
1か月以上かかるかもしれない、とのことです。
工事は、まず、ブロック塀を撤去し、
基礎を整えてから、新たに目隠しのフェンスを設けることになります。
児童プールは、7、8月の2か月。
また、この秋にはこども園と新たな児童館のために解体されることが決まっています。
困っている被災地を差し置いて、公共事業だからと優先的に来てもらい
たった1か月のために、突貫工事でフェンスを作り、何十万円もの
(もしかしたら、何百万円?)税金を使う必要があるのでしょうか?
子どもたちが楽しみにしているプールですが、
災害などの予期せぬ事情があるときは、仕方がないと考えます。
その代わり、小学校のプールを地域の子どもちゃんたちにも
開放する、という代案はいかがでしょうか。