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11月26日土曜日、ことば蔵で開催されました、
男女共同参画推進フォーラムに行ってきました。
第一部は、男女共同参画川柳の表彰式。
最優秀賞は、川中チヨ子さんの
「テレビ見て コマーシャルに 腹立てる」でした。
うんうん、わかる。
昔、「きみ作る人、僕食べる人」というコマーシャルがあったなあ、と思いだしました。
入賞作品は、ことば蔵一階に、イラスト付きで展示されています。
イラストもとってもぴったりで、余計になるほど、と感心させられます。
ぜひ、見に行ってください。
第2部は、金香百合さんの講演会。
男女共同参画が華やかなりし頃、よくお出ましいただいた先生です。
川柳の中の気づきをうまく説明してくださって、
詠んだ方も自分の「気づき」に改めて納得したのではないでしょうか。
講演は、女が、男が、と言うのではなく、
自分を好きになることから、相手を尊重したくなる、
「自分なんて」「どうせ」と言う言葉が出る時は、心に栄養が足らない時。
そんな時、自分や他人に暴力が向く。
心の栄養とは、安心安全が確保されていること、大切にされていること、
自分に関心を持ってもらっていること、話を聞いてもらえること、
誉めてもらえること、認めてもらえること、信じてもらえること、
感謝や思いやりをもってもらっていること、
有るがままをうけいれてもらっていること、笑顔をもらっていること。
これを相手にしてあげる時、相手の心は栄養で満たされるんだそうです。
私も大切な誰かにしてあげたいし、して欲しいな。
市内の小中学校にエアコンが整備されたことで、
尼崎市は、夏休みの短縮に踏み切りました。
伊丹市は、50年ほど前から小中学校のエアコンは完備されています。
同様の取り組みについて、予算委員会で質問をしましたところ、以下のやり取りがありました。
<高塚>大阪市とかで、エアコンがついたことで、学校で勉強できる環境になったので、夏休みを遅くから始めるとか早く切り上げるということで、夏季休業の期間を短くしている地方自治体が結構見受けられるんですね。伊丹の中学校においても1週間ぐらい早く夏休みが終わると思うんですけれども、先ほどでも加配教員による学力の底上げということで、夏季休暇も利用しながらというお話が出ていたんですけれども、小学校についても夏休みを1週間おくらせて始めるとか、あるいは1週間早目に切り上げるとかということで学力向上の対応ができると考えるんですけども、小学校サイドではどのようにお考えか、ちょっとお聞かせ願えますか。
<教育長>教育課程の編成自体は権限は学校長にあります。学校長にありまして、校長会のほうから小学校部会の中で教育課程の編成が非常に苦しいから、例えば夏休みを前倒ししていついつから始めますということの意思統一がなされた段階で、中学校は何年か前からそのように実施しているというようなことで、小学校につきましては、教育課程の消化にまだ現在ゆとりがあるというようなことから、小学校のほうからは、校長会のほうからはそういう声を聞いておりませんので、まだそのような対応はしてないというようなところでございます。
<高塚>担任なりの学校の先生が無理だったら、例えば土曜学習みたいなものを夏休み中にちょっと集中して行うとか、学校開放とかプール開放を7月いっぱいはやるとかして、子供たちが学校を中心にして自主学習ができるような環境があれば、夏休み明けの授業も楽だと思うんです。それは教員だけではなくって、他の人の力をかりて行っていったらいいなと思っているんですけれども、そういう可能性はいかがですか。
<学校教育部長>夏季休業を使って子供たちの学習をということについては、全体の教育課程を通してということではなくて、今、既にもうどの学校でも夏休みに入ってから子供たちを集めて、勉強がわかりにくかった子等にそれぞれ個別の対応といいますか、それぞれ個別で夏季の勉強会といいますか、学習会なんかを行っているとこです。その学習会や、またあわせて、プール開放とおっしゃってますが、そういうことなんかもやってますので、結局、全体を来させてというところは今はまだ考えてはいませんが、先ほどの学力向上支援教員等も使いながら、夏季の学習補充なんかは今後またしていけるかと思っております。
尼崎市の動向を受けて、伊丹市でも取り組むのでしょうか。
小学校では、そのような声が上がっていない、ということですが。
仲間と準備を進めてきました子ども食堂
「あかね食堂~わたしのおうち」を12月16日(金曜日)にオープンします。
稲野小学校地区、瑞穂小学校地区のみなさまにもご挨拶をし、
教育委員会、市役所にもご案内を差し上げ、やっとお知らせができます。
基本的に第2金曜日に開催なのですが、今月のみセンターの事情で第3金曜日に。
子どもも大人も、みんなでわいわいと晩御飯を食べましょう。
アイ愛センターは、住宅地から離れているので、暗い帰り道が心配です。
子どもさんは、お一人で来られても、帰りはどなたか大人の人と帰ってね。
当分は予約をしてもらうことにしました。
せっかく来たのに、食事が無かった、では申し訳ありませんから。
スタッフ、食材、運営費、不足しています。
ちょっとでもお手伝いしてあげよう、という方のご厚意をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
飯能市 - タブレット端末の導入について
(説明は、議員と事務局の方々が議場で行ってくださいました)
飯能市は全国で一番早く、議会でタブレット端末を導入した。
きっかけは、東日本大震災。市を挙げて紙の節減に取り組む中、議会でもできることはないかと。
全議員協議会で示される、年間で厚さ15cmにも上る紙の資料を
タブレット端末で読み出すデータにすることで、紙の節約になると取り組みを始めた。
議場にも委員会室にも持ち込む。本会議や委員会の席上でも、
会派議員同士でメールのやり取りもできるし、ネットを使って資料の検索もできる。
忙しい議長に決済を求める時も、資料が瞬時に送れる。
いつでも、どこでも使えるブリーフケースとしての機能と通信機能をフル活用している。
という内容。
伊丹市議会では、全議員の控え室にノートパソコンが貸与され、
庁内LANに接続しているので、インターネット環境は整っているし、
庁内からの連絡や議会事務局からの連絡も紙の資料と平行してメールで届きます。
このような環境は、他市にはめったになく、逆に珍しがられます。
ただ、インターネットでどんなサイトを見ているかは、市の情報管理室で管理されていますし、
見てはいけないサイト(投資、ショッピングなど)も、職員同様に規制されます。
セキュリティーの関係から、数年内に庁内LANから切り離されることが決まっており、
その際に、パソコンではなくタブレット端末に変更になる可能性は多いにあります。
タブレット端末の導入が単に紙の節約だけならば、現在のPCでも取り組める部分はあるし、
タブレットを利用している議員も多いので、全員に配布する必要は必ずしもないかも。
PCを議場や委員会室で使いたい、タブレット端末を持ち込みたい、から取り組むのではなく、
タブレット端末を議員が持つことで、議員活動や議会がどう良くなって、
そのことで市民福祉がどう良くなるのか、の検討が何よりも必要です。
11月16日、17日の両日、議会改革特別委員会視察で、
栃木県栃木市と埼玉県飯能市を訪れました。
視察項目は、
栃木市 ‐ 議員倫理条例の制定について
合併前の栃木市議会では、平成17年にすでに議員倫理条例が制定されていたが、
平成22年の合併で条例は廃止、新な市議会で議会基本条例を制定、
その中で倫理条例を定めることを明記された。
かつての条例は、市長・市民の責務も定めていたが、新たな条例は議員のみ。
市から補助を受ける団体の長(自治会長)にはならない、などの条項は無く、
平成17年のものより弱い条例になっている。
理由としては、合併で様々な立場の議員が当選したために、実情に合わせた。
伊丹市議会でも、議会基本条例に「政治倫理」の項目は有りますが、
条例を制定する、という内容は「解説」編に上がっているだけです。
今後、条例とするのか、内規とするのか、議論が交わされますが、
資産公開無し、議員の自治会長、各種団体の役員(市から補助を受けている)OK、
のような骨抜きの内容なら、条例ではなく、内規でいいと考えています。
栃木市役所は、駅前の百貨店が撤退するにあたって、
その土地を買い(29億円)、築20年の建物は無償譲渡を受け
21億円かけて改修されたそうです。随所に百貨店の面影が有りますが、
天井は高く、フロアーも間仕切りが少なく広々としています。
1階には店舗を誘致し、食品マーケット、洋品店などが入っています。
駅前に巨大な空店舗ができるのを防ぎ、中心市街地の活性化の一助に。
マスコットキャラの「とちべー」と。
今日は、クリーンランド議会で、大阪湾の埋め立て地を視察しました。
大阪万博の誘致先として注目されている夢洲の先、
大阪南港から5キロほど沖合に、ゴミの埋めて地があります。
近畿2府4県、168市町村と港湾管理者4団体が共同出資をし、運営しています。
これを「大阪湾フェニックス計画」といいます。
豊中市伊丹市クリーンランドの焼却炉で燃やされたゴミの灰(処分灰)は、
トラックに積み込まれ、大阪湾にある受入基地に運び込まれ、
待ちうけている船に直接積み込みます。船で沖合まで運ばれた焼却灰は、
埋立地でショベルカーで陸揚げされ、再びトラックに積み込まれて処分地に投下されます。
護岸で囲まれた処分地は、灰が投下されるたびに埋め立てられ、中の水は、
浄化施設できれいな水に変えられ、海に戻されます。
(護岸に横付けされた船から灰をすくい上げ、トラックに積み込んでいく)
(約1500トンを積み込む船、1日に3~4回運ばれる)
(埋立地の水を浄化する、排水処理施設-船です)
この埋立地は、平成21年から受入を開始し、現在28%程度が埋まっているとの事。
最近では、ゴミの再資源化やゴミの減量化が進み、埋立のペースは落ちていますが、
この埋立地も、平成39年(12年後)には、満タンになるそうです。
土地神話が盛んだったころは、ゴミで新な土地を生みだす、錬金術のような事業だったそうです。
この先、埋立地の価値や利用方法がどのようになるかは不明ですが、
やはり「ゴミ」の最終処分地は、海になるだろう、ということでした。
11月12日土曜日に、平成28年度の伊丹市いじめ防止フォーラムが開催されました。
所用があり、後半のワークショップからの参加となりました。
市内8中学校からの代表、教師、保護者がそれぞれグループとなって、
いじめにあったら、いじめをなくすには、などという課題に取り組み、発表をしました。
「いじめをなくす」ために、
自尊心を持った子どもを育てる、という教師の意見。
子どもとよく話をする機会を持つ、子どもをよく見る、という保護者の意見。
いじめは意見の違いから生じるので、お互いを尊重する、という子どもの意見。
それぞれの立場の違いが、「対応」の違いとなって現れていたのが、興味深かったです。
自分の子どもがいじめをしていたら、という課題についての、
保護者の意見や対応も聞きたかったです。
まだまだ芸術の秋が続いています。
11月11日から11月17日まで中央公民館で開催されている
「いたみっ子アート展」、鑑賞してきました。
市内の、公立の幼稚園、小学校、中学校から作品が出展されています。
それぞれの学校で指導する先生によって、作品にもそのカラーが出ているようです。
「写真撮影 禁止」の表示がなかったので、私が素晴らしい!と思った作品を撮ってきました。
かわいいだけじゃない、ペンギンの強さが感じられます。
小さいペンギンは、こどもたちかな。
直方体の箱があって、小さな穴だけが開いています。
そこから覗くと、
中に、面白い景色が広がっています。
遠近法を利用した、高度な作品です。
大人になると、絵を描いたり工作したるする機会がほとんどありません。
作品展を見ていると、たまには絵でも描いてみようかな、という気持ちになります。