6月議会の一般質問が終了しました。
質問の1つは、「産後ケアの充実について」でした。
令和2年からスタートした産後ケアですが、
市によって取り組みが違います。
伊丹市は、お産ができる2つの病院
(市立伊丹病院と近畿中央病院)での、
・入院延長による宿泊型産後ケア
・再入院による宿泊型産後ケア
がメインです。
それに加えて、
・伊丹シティホテルで助産師のケアを受ける、通所型産後ケア
両方の産後ケアを利用した人は、令和3年度に出産した人のうちわずか24人でした。
阪神間の他市では、
助産師さんが褥婦さんのおうちを訪問して、
おっぱいケアや沐浴の指導、ママの精神的身体的メンテをしてくれます。
こちらは、入院型やホテル使用型に比べて、かかる経費は4分の1程度。
自己負担も1000円から2000円と気軽にケアを受けることができます。
残念がら、伊丹市ではこの訪問型ケアは実施していません。
答弁では、
・1歳半健診でアンケートを取り、ニーズを把握する
・訪問型ケアの導入について、要望が高ければ検討する
・ママの自己負担額も検討したい
・民間の助産院・助産師の協力も考えて行きたい
ということでした。
来年度の予算では、
使いやすい産後ケア制度になるよう、
引き続き、担当課と交渉していきたいと思っています。