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25日に行いました議案質疑で、ワクチン接種に向けての準備状況を聞きました。
2月15日からすでにコールセンターが設置されており、
60件を超える相談が寄せられているとのことでした。
事前準備として、接種対象者のリスト作成、接種券の印刷、発送などの準備、
集団接種会場の確保と個別接種を受け付けてくれる診療所の把握など。
市内すべてではありませんが、相当数のかかりつけ医で接種が可能になるようです。
ただ、市内の65歳以上の人数は、52,000人を超えていますので、
速やかに全員に接種していただくには、
密が心配される、集団接種もやむをえないようです。
集団接種会場の伊丹市スポーツセンター体育館や商工プラザ(4、6階)に加え、
土日には市立小学校の体育館も併せて使用する予定です。
また、接種期間中は、体育館や商工プラザは使用できなくなるそうです。
気になるのは、国のワクチンの確保状況です。
ワクチンは、国が一括して輸入し、県を通じて市に割り当てられるため、
いつどれくらいの量が入ってくるかは、全くわかりません。
必要な量が一括して届くことはなく、
入ってきた量に応じて、接種の優先順位をどうつけるか、
が難しい判断となりそうです。
また、どこにいつ届けられるか、と言う情報も、
盗難などの恐れもあるので、公開できないとか。
接種券が届いたら、自分が希望する接種日と接種場所を選択し、
ネットかコールセンターへ予約を入れることになります。
ワクチンを巡る詐欺も出始めているようで、
焦らず、市からの連絡を待っているしかないようです。
今日、コロナワクチン集団接種会場の1つである、
こども急病センターで、模擬訓練が行われました。
お邪魔になるだろう、と見学は差し控えましたが、
終了後に担当者から少しお話を伺いました。
訓練事態は、非常にスムーズに行ったが、
本番では、予診に訓練よりも時間がかかるだろう、とのこと。
接種前の問診では様々なお話も出るでしょうし、
自分の体調について、うまく伝えられない方もいっらっしゃるかもしれません。
さらに問題は、5万2千人の高齢者の方にいかに早く受けていただくか、
政府からはワクチンの確保が不安定だとの話が出ていますので、
優先順位をどうつけるか、などの課題も考えられます。
25日の議案質疑では、私を含め複数の議員が
ワクチン接種予算についての議案質疑を行います。
よろしければ、伊丹市議会のホームページから
インターネット中継をご覧ください。
本日、3月議会の招集日の議案提出説明の折、
藤原市長から、4月の市長選挙に立候補する旨のお話がありました。
4期16年の実績を市の総合計画の分類に沿ってアピール。
継続中の市庁舎の建て替え、統合基幹病院の完成を遂げたい、と訴えました。
これで、立候補予定者は、表明順に、
川井田 清信さん(66歳)
加柴 優美さん(69歳)
藤原 保幸さん(66歳)
となりました。
60歳代、男性、の図式ですね。
女性候補が欲しいところですが、お前が出ろと言われても、
私が出たところでやはり60歳代。それでは勝負にならない。
議員のニュースでこんなコメントを見かけました。
これを読むと、ご自身の立候補表明のように取れますが。
果たして、決心されたのでしょうか?
GIGAスクール構想が、新型コロナの感染拡大で前倒しされ、
伊丹市でも小学校、中学校の児童生徒1人に1台のタブレットが配布されました。
また、ネット環境を充実させる工事も今学期中にはすべての学校で完了し、
新学期からは、フルスペックでのタブレット学習が始まります。
しかし、新聞等では、教員の指導力に不安があるとする自治体の割合は、
全国の60%にも上っており、教員の格差が授業の格差になるのでは、
と保護者の不安も大きいと聞きます。
3月議会の一般質問で取り上げるために、現場を視察させていただきました。
1人1台のタブレットを使って、社会科の授業が始まりました。
課題が児童のタブレットに送信され、デジタル黒板に大きく映し出しています。
みんな、これとどいてますか?開いてみて。
この日の授業のテーマは、
「昔の道具を紹介しよう
-どんな道具か、どんな時にどんな使い方をするのか、しょうかいしよう」
まずは、調べ学習。教室にある図録から紹介したい昔の道具を選びます。
どんな道具を選ぶか、添えてある文章を読む力が必要です。
それをタブレットで写真に撮ります。この児童は「せいろ」を選びました。
次に、「スクールタクト」(学習支援ソフト)を開き、
配布されている紹介カードを出します。
そこに写真を貼り付け、名前や素材、紹介文を書きます。
紹介文は、前の時間に紙に下書きをしています。
配布されているフォーマットに、指で紹介文を書いていきます。
画面を拡大し、書き入れやすいサイズにします。
1マスに1文字を書き入れるので、最後まで書いて途中に間違いがあった時は、
すべてずれてきますから、ちょっと大変そうでした。
途中で、グループワークに移行。
でき上った紹介カードを児童全員が共有します。
グループメンバーのカードをタップし、みんなで講評をします。
よかったら「いいね!」ボタンを押して、評価します。
最後はまた自分のカードに戻り、指摘されたところを直して、完成。
子ども達はしっかりとスクールタクトを使いこなしているようでした。
アナログ作業とデジタル作業をうまく混ぜて、授業が組み立てられています。
「本を読む、必要な情報を探す、選ぶ、文章を理解する、要約する」
と言う部分がキチンと学習できているなあ、と感心しました。
大人なら、検索、文章作成もすべてタブレットで済ませてしまいますが、
子どもには、その前の段階のアナログの学習が必要です。
視察させていただいた学校の中でも、進んだ取り組みをされているクラスだと伺いました。
他の教員の方も見学に来ておられました。
この視察内容を踏まえて、子どもたちの学習内容が充実するよう、
質問を組み立て行く予定です。
2018年にジェンダーフリー制服を!と一般質問で取り上げました。
その後の導入状況についてお伝えします。
(女生徒が)スラックスを選べる学校
R2年度導入 荒牧中、北中、南中
R3年度導入 笹原中、東中、西中
導入未定 天王寺川中、松崎中
となっています。
着用している数は、確認できていませんが。
東中学校では、今は、女子セーラー服、男子詰襟、の制服を、
ブレザーに変更することが検討されているとも聞いています。
成長期、活動期の中学生には、
軽くて伸縮性がある動き易い制服、洗濯に耐えうるしっかりとした素材、
かつ、買い替えがしやすいよう、値段が安いものがいいです。
また、指定販売店のみでしか買えない制服ではなく、
色や形を決めて、量販店で買ってもいい制服、
にするよう、さらに進んでいけばいいと、思います。
市教委に聞くと、学校長裁量、と言われます。
保護者や生徒の力で変えていってください。
森氏が辞任の意向を表明すると思ったら、
後任を自分で決め、相談役に残る、ことが報道され、
またまたとん挫。
自分達のやっていることが、全く理解できていないのですね。
そして、やっと、選考委員会は男女同数、アスリートも入れる、
ということに落ち着いて、新会長を選出することになりましたね。
これが、あるべき姿です。
最初からこうすべきだった、という事です。
今後、企業や組織が生き残るために、
今回の「事件」は大きなヒントになると思います。
「役員になる女性がいない」
「数だけ女性を入れると、優秀でない人を登用しないといけない」
「優秀な男性が男性というだけで排除される」
と言う声が聞こえてきます。
その組織で、なぜ役員になる、なりたい女性がいないのか、
を考えることが必要。
優秀な男性は、本当に優秀か、
もし男性だけが優秀なら、女性が優秀になれない土壌がないか、
そういうことを考えなければ、何も変わらないと思います。
女性も、私には無理、と考えるなら、
何故無理なのか、環境を改善する必要があるなら、提案する。
モチロン、女性を障がい者に置き換えて
同じことを考えることも必要です。
このピンチをチャンスに生かさない手はありませんよ!