(マンションの植え込み、照明の暖かさで、その周りだけ早く咲いています)
この季節、生垣などで美しい花を咲かせてくれているのは、
多分、さつき(皐月)ですね。
盆栽仕立ての皐月展が開かれていることもあります。
さつきかツツジか見分けが付きますか?
ネットで「違い」を調べてみたのですが、
分かりませんでした。
葉っぱに毛があるのがツツジで、無いのがさつき、という記述もあれば、
葉っぱに毛があるのがさつきで、無いのがツツジ、というのもありました。
???です。
さつきもツツジもツツジ科の植物で、
さつきはツツジを園芸改良されたもの。
桜の咲いた後、山に薄紫色の花が見られますが、
これは間違いなくツツジ。
野生のツツジは高木もあれば低木もあります。
園芸改良されたさつき(さつきつつじ、略してさつきと呼ばれます)は、
生垣や庭園を埋め尽くすように植えられている低木が多いようです。
漢字からも推測されるように、さつきは5月ごろから咲き始めます。
さつきをツツジと言っても間違いではないですが、
ツツジをさつきと言うのは間違いかな。
強いてまとめると、
桜の後に咲くのがツツジ、
その後に咲くのがさつき、でしょうか。
咲いている期間が短いのがツツジ、長いのがさつき。
どちらも美しいので、呼び方に悩むことなく、楽しませていただいています。