6月議会を終えて少し時間ができたので、伊丹市開催の尼崎競艇に行ってきました。
尼崎競艇所は名前の通り尼崎市にありますが、伊丹市も尼崎市センタープールに事務所を置き、法律に基づいてボートレース事業を行っています。尼崎競艇場での年間56日の主催レースと他場でのレースの場外発売、他に3つのボートピアを運営しています。競馬、競艇、競輪など、人生を狂わせる賭博のような良くない印象をもたれているかもしれませんが、競艇事業の収益は、市の会計へ繰り出され、昭和28年の初開催以来、682億円に上るそうです。一時は売上が落ち込み一般会計から逆に競艇に補助を出さなければならない状態にあったそうですが、窓口販売の機械化とそれに伴う女性職員の人員整理、事務の効率化で、最近では3億円~6億円の利益が出ています。
出向されている職員さんの激励と、売上に少しでも貢献しようと出かけました。舟券の売上の25%が運営費に、75%が配当金に充てられるために、楽しむだけなら宝くじよりも配当がいいそうです。私たち(会派で出かけました)は、ビギナーズラックには恵まれませんでしたが、そこそこのお金で楽しく遊ばせていただきました。
競艇選手には女性の選手もいらっしゃいます。レース後にお話しを聞くことができました。藤井選手と登選手は、それほどお若くはないのですが(おっと、失礼!!)、この日のレースでも、並みいる男性を抑えてそれぞれに1位を勝ちとっておられました。
レースを続ける上で女性としてのデメリットはありませんか?とお伺いしたところ、養成所もレースもすべて男女の差は無く、完全に実力の世界、引退の決定も含めて体力と成績だけです、というご返事でした。やぼな質問をした自分を反省(>_<) 選手の年齢層は広く、20代から60代の選手が同じレースで活躍できるという、とても珍しい競技です。体力だけでなく、経験や舟に関する知識、経験、カン、度胸、などなどいろいろな要素が要求されるスポーツだからなのでしょう。
なかなか一人では行きにくい場所ですが、興味がおありでしたら、ご一緒させていただきたいと思います。