明日で6月議会が終了します。一般質問が始まります、と書いてから、全く更新ができていませんでした。中抜きですね。申し訳ありません。これって、キセルと言うのかもしれません。
今日は、明日最終日の委員長報告の調整がありました。常任委員会で議題となった市税条例改正は、国の税法改正を受けたものです。その税法改正とは、
子ども手当をもらっている扶養親族(16歳未満の子ども)は、所得税上の扶養者を外れるというものです。一人38万円の控除がまるまるなくなります。また、高校授業料無料化の恩恵を受ける子ども(特定扶養親族、16歳から23歳のうちの高校生にあたる子ども)の特別控除額を今の63万円から38万円にするというものです。もし、16歳未満の子どもが2人いて、高校生の子どもが1人いる人なら、所得が101万円(38万円×2プラス25万円≒101万円)増えた所得税がかかるというのです。子ども手当の財源として、所得税をあてるという法改正です。所得税を根拠に決定される保育料、市営住宅の家賃なども同時に上がることになりかねません。
子ども手当は、将来の学費に備えて貯蓄するという家庭も多いと聞きます。それなのに、所得税が上がり、消費税も上がるとなると、いっそう出費をきりつめることになるのではないでしょうか。子ども手当は、景気拡大どころか、景気の冷え込みを引き起こすことにつながりはしないか、心配です。
所得税が上がるのは、来年1月からです。みなさんは、このことをご存じなのでしょうか?市の市民税担当の方にお話しを伺ったところ、子ども手当の話が出た当時は、配偶者控除がなくなるということで、問い合わせの電話はあったけど、最近はない、とのこと。来年の1月以降は、また問い合わせの電話が増えるかもしれません。
参議院選挙真っ最中です。マニフェストに謳っていても、その裏までは語りません。私たちは、何を根拠に投票すればいのでしょうね。