今日は、大震災の日にあわせて開催された、伊丹市総合防災訓練を視察しました。行政のみならず、市民、企業など多数の参加がありました。左はバケツリレーの訓練。今の時代、バケツがこれほどの数揃うのか?消火器を使った訓練も必要かも。
日赤奉仕団、市立松崎中学校、神津小学校自治会などによ る炊き出し訓練で振舞われたトン汁とアルファー米のおにぎり。災害の時には、汁もの、それも野菜入りが最適だということです。
そして、消火訓練。川西消防本部からの参加もいただきました。大地震の時に、一番恐ろしいのが火災です。消防団を含めた迅速な消火活動が人命を救います。
大規模災害となれば、交通網が寸断されることが予想されます。訓練は行政主導ですが、実際には伊丹市の職員の半数が他市在住だということを考えれば、市民一人ひとりの積極的な行動が必要となります。大掛かりな訓練もさることながら、組織ではない、個人個人の防災意識と準備の呼びかけ、啓発にもっと力を注いでいかなければならないと感じます。
訓練に参加されたみなさん、お疲れ様でした。
最後に。訓練を視察させていただいた「来賓」に、特別な配慮は必要ありません。見たければ来い、という姿勢でいいと思います。来賓のための席の用意、参加不参加の確認、訓練の最中の来賓紹介。すべて不要だと思いました。