1月29、30日は、議会運営委員会の視察で、岡山県笠岡市と香川県高松市を訪問しました。
視察目的は、開かれた議会運営についてです。笠岡市は、一問一答式を採用していて、一括質問一括答弁より、わかりやすい質問になり、行政側からより突っ込んだ答弁を引き出せるとのことでした。笠岡市はカブトガニで有名で、世界に1つしかない、カブトガニ博物館も見せていただきました。
高松市は、会派の構成人数に応じた質問時間の配分と、議会のインターネット放送を実施しています。会派の大きさで質問時間が決められることと、質問回数も制限されることで、議員の活発な質問に支障が出るのでは、と質問しましたが、議員からは特に意見が出ることもないそうです。インターネット放送(ライブと録画)とケーブルテレビによる放送は、行政全体の徹底した情報公開化の一環で採用されたそうで、高松市は議会広報(議会便りなども含めて)に、800万円あまりを支出しています。
伊丹市議会も、より開かれた議会をと、せめてインターネット放送をするべきでは、という声をあげていますが、予算の面でなかなか踏み切れないのが現状です。市民のみなさんはどのようにお考えでしょうか。