27日の各紙の朝刊に、藤原市長が記者会見をして、次期市長選挙に出馬表明をしました、という記事がありました。
26日午前の議員総会の冒頭で「特別に市長からお話がありますので、許可します」という議長の言葉に続いて、市長は、「9月議会に高塚議員から出馬について問われたが時期尚早で答えられない、と言った。その後、支援者からやったらどうか、と言われ決意した。伊丹のために頑張りたい」と話をされました。
私は、新聞記者さんから、「議員総会で与党会派議員から質問を受けて答えるという形で出馬表明をするらしい」と聞いていましたが、まさか議員総会の冒頭で自身から口火を切るとは思ってもいませんでした。市長の出馬表明は個人的なことです。今市長であるということは、公的なことですが、次出るということは、個人的なことではないでしょうか?もし、私が議員を辞して市長選に立候補するので、議員総会の冒頭で表明したい、と言っても、個人的なことだから、と取り合ってもらえるはずもないと考えます。現職だから許されるのは、本会議という公の場で、議員からの質問に答えて出馬表明をすることだけであって、出馬表明をするために、議員総会を私的に利用することは問題があるのではないでしょうか。
議員総会の席で言わずに、今頃私的なブログで言うのは、お卑怯だ、と批判をいただくかもしれませんが、どう考えてもやっぱりおかしいものはおかしいと言わざるをえないのです。