4月末の補正予算で、学校園の感染症対策のために
微酸性電解水を精製する発生器を購入しました。
保健室や技能員室に置き、精製した電解水は、
校内の消毒に使う予定でした。
しかし、次亜塩素水の効果を疑問する報道が出て、
使用が中止されたまま、学校が再開されました。
(議会には知らされていませんでした)
保護者から、校内消毒に使うアルコールが学校で手に入れられないので、
PTAのお金で買って寄付するらしい、一部すでに寄付した、
足らなければ、再度寄付する予定、との情報をいただきました。
消毒用アルコールの備蓄は、危機管理センターにありますが、
量がかなり少なくなっており、市内公共施設等に配布するためのものです。
学校のアルコールは別のルートで購入することになっているので、
危機管理センターからお分けすることはないそうです。
市教委に確認すると、実際もそのような状況であることが分かりました。
界面活性剤が有効だというので、代用して消毒していることも。
しかし、6月18日にNITEから有効性がある、と再度発表されたので、
文科省の連絡があれば、すぐに使って電解水を使うことができる、
アルコールも各校8リットルを配置した、と連絡をもらいました。
また、PTAから寄付していただくことは、求めていない、
学校で対応していきたい、と話してくださいました。
学校に消毒用アルコールの備蓄が底をつきかけているのは事実、
買えないというのも事実だったようです。
消毒用アルコールで有効だと言われているのは、濃度70%以上。
品不足で簡単には買えない状態が続いていました。
有効性が確認できない、70%以下のものは学校では使えないそうです。
ならば、何とかPTAが個人のルートで手に入れて、学校に寄付しよう、
というのは、素晴らしいと思います。
学校に任せていては、子どもの安全は守れない、と思われたのかも。
しかし、今回のコロナ対策は、学校が責任を持っておこなうべきものです。
そのために、国も大型の補正予算を組んでいるのです。
市も学校も子どもたちのために必死に頑張っています。
心配ごとがあったら、ご連絡ください、お待ちしております。