3月13日時点での伊丹市の感染状況は、
西野の高齢者施設の集団感染のみとなっています。
金曜日の時点では5例でしたが、金曜日夜の発表で、
大阪の感染者との濃厚接触者の方が6例目となりました。
施設の利用者・スタッフにPCR検査を行った結果、
10名近い方の陽性が疑われています。
庁内で感染者が出た場合の閉庁・消毒の手順について報告もありました。
市民全員に正しい情報が届くように、
3月16日付で「広報いたみ」の
新型コロナウィルス感染臨時号が発行されます。
ぜひ、お目を通していただいて、正しい感染予防に努めてください。
県立学校の対応については、県の教育委員会から
県立学校の休業は23日まで延期。
16日から23日までの間に2日間の登校日を設ける。
活動は午前中のみとし、午後2時間の部活動を可能とする。
新入学者の入学説明会については、感染防止対策をした上で、
簡素化して実施する。
支援本部会議で出た質問への回答は、次の通りです。
・備蓄マスクを民間の保育所や高齢者施設へ配布できないのか
ー備蓄がある、入荷も順調と言っていた市立伊丹病院への供給が止まっており、
市立伊丹病院・近畿中央病院・医師会に提供した。
行政活動を滞りなく行うために使用しているので、余裕がない。
・コールセンターの設置をしてはどうか
ー県の相談センターに一括して任せた方がいいので、設置していない。
対策本部には、医師会や県の保健福祉事務所から専門家の出席をいただいている。
・市立伊丹病院の感染者の受け入れについて
ー県の要請を受けて「帰国者・接触者外来」を設置して診察をしているが、
検査については、検体を採取して県の機関に送っている。
感染者受け入れには陰圧病床が必要で、今は3床のみ(入院は無し)。
・市民向け専門相談センターを設けてはどうか?
ー県への相談件数は、3月11日時点で539件。様子を見ながら検討する。
・感染者が利用したと思われる公共施設の消毒が必要ではないか
ー感染者が出た施設では、閉鎖・消毒が行われているが、
公共施設を閉鎖しているのは、集団の会合などで感染の恐れを無くすため。
公共施設の消毒は考えていない。
月曜日からは、予算委員会がはじまりますので、
対策支援会議は定期的にはおこなわれませんが、
特別の事情が発生すれば、緊急に開催されます。