(緊急着陸を伝える、4月2日の朝日新聞の朝刊の記事)
昨日の午後2時前に伊丹空港に緊急着陸したオスプレイ。
早々に立ち去るかと思っていたのですが、
離陸したのは、丸1日経った今日の午後2時前と報道がありました。
昨日の時点では、何も分かっていないということでしたが、
今朝の伊丹市空港室からの情報では、
1)異常を知らせる機内の警告灯がついた
2)手順に従って緊急着陸することにした
3)最寄りの空港が伊丹空港だった
4)連絡を受けた国土交通省大阪空港事務所が着陸を許可した
5)伊丹市は、関西エアポートと空港事務所から情報を得た
というものでした。
異常を知らせる警告灯が点灯したということは、
機体に何かしらの不具合が出ているということ、
もしかしたら、墜落の可能性さえあったのではないか。
住宅密集地での被害、最悪のケースを考えなかったのでしょうか。
最寄りの空港が伊丹空港だったということは、
内陸を飛行していたのではないか。
私は、飛行機はできるだけ海上を飛び、
着陸直前に最短距離で内陸に入るものとばかり考えていましたが、
これは、日本の航空機に限られたもので、
米軍の航空機には自由に日本の上空を飛んでいるということ。
これからも、これは続くということ。
オスプレイの低空飛行ルートは、公表されていますが、
移動などのルートは何も知らされていません。
危険は、基地のある自治体に限らないということが分かりました。
今回の件に対して、
大阪空港の周辺自治体でつくる
「大阪国際空港周辺都市対策協議会」(通称、10市協)は、
誠意を持った対処を求めるとする抗議文を出しました。
当然の抗議です。
きちんとした情報開示がされることを、強く求めていきます。