6月議会の代表質問で集中したテーマが、庁舎の建て替え。
伊丹市役所は昭和47年に竣工され、現在45歳です。
新図書館建設は、
市役所の耐震工事によって執務スペースが減るので、図書館に足らずを求める、
というのが、そもそもの理由でした。
それが、震度7の地震でも崩れ落ちることはないから急がずに建て替え時期まで待つ、ことに。
一方で、昨年の熊本地震で宇土市役所が倒壊した事実を受け、伊丹市も心配になったのです。
今年の地方財政計画で、庁舎の建て替えに有利な制度ができたので、
それを利用すべく、取り組みのスピードアップとなりました。
建設場所は現在地(具体的な場所はこれから検討)。
現在の予定では、
2017年(平成29年) 基本計画
2018年(平成30年) 実施計画
2019年(平成31年) 実施設計、業者決定
2020年(平成32年)~2021年(平成33年) 建築工事
2022年(平成34年) 新庁舎へ移転
費用と規模は、
延べ床面積 20,000㎡(現在の庁舎と防災センターを合わせた広さ)
概算費用 100億円(似たような自治体の似たような庁舎の相場から)
費用の内訳の一例 頭金 10億円(庁舎建て替えのための貯金から)
借金 90億円(うち22.5億円分を国が肩代わりしてくれる)
(費用は、他市の例ですので、100億円が独り歩きしない様、願います。)
有利な財源が使えることは、伊丹市にとってとてもありがたいもの。
急ぐ中にも、必要な広さ、必要な機能は何か、建設費は妥当か、を精査することが必要です。
市民のみなさんのご意見を反映することも、求めておきました。
いずれにしても、これからです。
その都度、ご報告しますね。