今年は、文教福祉常任委員会に所属しています。
6月議会に文教福祉常任委員会に付託された議案は、
1)伊丹市幼児教育ビジョン策定委員会条例の制定について
2)伊丹市特定教育・保育施設及び特定地域型事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
の2件でした。
2)は、保育認定関連の書類の事務処理を軽減するよう改正するもので、賛成。
1)は、国が3~5歳を重要な教育の時期だとして、目指したい幼児教育像を定め、
それに呼応するよう市でも目指すものや取り組みを定めるための委員会を作ると言うもの。
専門家や伊丹市の幼児教育関係者や保護者の皆さんで、
意見を出し合って伊丹市らしい幼児教育の方向を定めていただきたい、と賛成。
市民の皆さんの関心が高い、
公立幼稚園の統廃合はどうなるのか、について質問しましたところ、
「就学前施設の再編にかかる計画」のようなものを現在策定中という答弁。
常任委員協議会に7月の末頃に説明を行い、
8月1日からパブリックコメントを求める準備を進めているそうです。
公立幼稚園の統廃合については、
学校教育審議会で、現在16園あるものを10園程度に統廃合、
との答申が出されています。
ただ、どのようなスケジュールで、どのように進めるかについては、
未定でしたので、当局から出てくるのを待っていました。
全く、事前の説明も無く、パブリックコメントを求める準備をしているところ、
という答弁にはびっくりしました。
来月の協議会で十分に議会の意見が反映できるか、
パブリックコメントの意見が反映されるかは、
甚だ疑問ではあります。
関心のある市民の皆さんが、
計画を見ていただいて、ご意見を出していただくことが、
大事だと思います。
なお、協議会も傍聴は可能ですので、
日程が決まりましたら、お知らせします。