先日、豊中市の市会議員さんからお誘いをいただいて、ゴミ問題の学習会に参加してきました。伊丹市は豊中市と共同でゴミ処理場をもっているため、処理の仕方や経費も共通の課題をもっているからです。
ただ、残念ながら、参加していたのは、豊中市の市民ばかり、もっとも私が宣伝しなかったせいですね・・・
豊中市伊丹市クリーンランド(焼却場)は、数年先に新しい焼却炉を造ることになっていて、その費用が300億円~400億円と莫大な費用がかかります。今求められているのは、資源化できるゴミは燃やさないで、徹底的に分別し、ゴミを少なくすること。伊丹市ではリサイクルできるプラスティック(容器リサイクルプラスティック)の分別はほぼ100%に達しており、これからは、紙ごみの分別資源化と根本的なゴミの減量が課題だと思います。
一番近いところの変化は、3年後には資源化できないプラスティック類は燃やすことになるということです。燃やすとダイオキシンがでるから、と言われていたプラゴミは、現在減容化されて(熱を加えてかさをへらすこと)、埋め立てていますが、埋め立てる場所がすでに限界にきています。そこで、燃やして、熱というエネルギーを生み出すリサイクルに変えることとなります。きっちりと分別していた市民のみなさんは戸惑うかもしれませんが、仕方がないことだそうです。
3R運動といって、リデュース(ゴミを減らす)、リユース(再利用)、リサイクル(再生利用)が進められますが、これからはもう一つ、リフューズ(無駄な包装などを断る)ことも付け加える必要があるのではないでしょうか?エコポイントなどと政府は新たなエコ製品の購入を促進していますが、環境のためには、逆効果のような気がします。