先日、ヒメボタルの時期を過ぎた、とお知らせしましたが、今夜見に行ってきました。「アースいたみ」の佐藤さんによると、5月に気温の低い日が続いたので、出足が遅れたのでしょう、とのことでした。
伊丹市のクリーンスポーツランド付近の猪名川から上流に向かって歩くと、川原の茂みにチラホラと見えます。そこから尼崎市の農業公園まで足を伸ばして、観察。猪名川には広範囲にわたってヒメボタルが生息しているようで、あちこちに淡い光を見つけることができました。
最後は、先週行った猪名川のワンドに。空港の縁の植え込みにも多くの光を見つけることができましたし、川原のワンドにもとてもたくさんの蛍を見ることができました。昨年見た、クリスマスツリー様ではなく、全体に広がっていました。
見ごろは今週、雨が降るまでらしいです。雨が降った後、昼間の気温が25度を超え、風の弱い夜にたくさん発生します。ヒメボタルは宵っ張りで、夜10時~明け方近くまでみることができます。たくさんの人に見ていただいて、この環境を維持することを理解して欲しいのですが、あまりに多くの人が見に来ると、逆に環境が損なわれて、来年の蛍が危ぶまれるといいますから、むずかしいですね。
興味のある方、ご一報いただければ、場所をご案内さしあげます。
そうそう、今年はゲンジボタルも見ることができました。蛍が強くなったのか、水がきれいになったのか。わかりません。