今日は、「ことば文化交流シンポジウム」という催しが、アイフォニックホール&いたみホールで開かれ、参加してきました。「ことば」文化を大切にして広げていこう、という市が集い、それぞれの活動を報告する展示や、「俳句」や「詩」などをテーマにしたワークショップが盛りだくさんで、たくさんの参加者で賑わっていました。
でも、いつから「ことば文化都市」を標榜するようになったのかなあ。日本三大俳諧文庫の1つである、「柿衛文庫」があるということで、俳句好きの人には伊丹は有名らしいけど、市民は文庫の存在を知らない人が多いようです。伊丹市の人はぜひ1度行ってみて、そのすばらしさを実感してください。そして、なぜことば文化都市なのかを考えてください。
ことば文化にちなんで、伊丹市は特区も取っていて、小学校で「ことば科」という学科を新設しています。中学校には「グローバル・コミュニケーション科」(GLAYの楽曲ではありません)を設置し、話せる英語を目指してがんばっています。
私的には、中学校も「ことば科」でよかったのにと思います。英語も大事だけど、自分の気持ちを自分のことばで話せる中学生が少ないと感じることが多いから。そして、ついでに中学校の体育科の先生にも是非「ことば文化」について勉強してもらいたいものです。9月に入ったらあちこちの中学校で行進の練習がおこなわれるのですが、指導している教師のことばの汚さと怒鳴り声があまりにひどい。「ことば文化都市伊丹」にふさわしい「ことば文化」を教師自らが実践していただくために、よろしくお願いします。