２月１８日に開催される、
近畿中央病院の近隣住民説明会のチラシの配布を受けました。
文面から見る限りでは、あくまでも
「市立伊丹病院と統合した後の、近畿中央病院の考え方」
を近畿中央病院、あるいは学校共済組合が
説明してくださる会のようです。
伊丹市しか答えられないようなことについては、
伊丹市の担当者も出席して、答えてくれるそうですが、
あくまでも、近畿中央病院の説明会ということです。
事前予約なしで、先着順！
希望者が多い場合は、別室で音声で参加できるかどうかは不明なようです。
会場に行ってみて、参加者が入りきらないようなら、
諦めようと思います。
回復期病床の誘致については、
昨年１１月に開かれた、病院統合委員会で示された
スケジュール表がベースになるそうですので、
こちらにも貼り付けておきますので、ご参考になさってください。
今回の個人質問は、他の議員からも
統合新病院についてが多くて・・・
私の質問に対する答弁では、
来年、２月１８日に近畿中央病院主催で、ラスタホールで
説明会が開催されることがわかりました。
跡地への医療機関の誘致は、市長公約でしたが、
市長公約の実現について質問したところ、
学校共済組合の理事長と協議し理解してくれている、
実現に向けて進んでいる、との答弁をもらいました。
ただ、残念ながら来年１月からは、
近畿中央病院での分娩はできなくなることもわかりました。
統合までまだ３年あります。
今の市民の皆さんの医療が最優先ということを
最重要課題ととらえるとともに、
南部の医療空白が起こらないよう、
統合新病院への南部からのバス便、
かかりつけ医の充実を求めました。
１０月６日の入札不調を受けて、
１２月議会の最終日に、病院の補正予算を議決しました。
総事業費は、約５６２億円（税込み）となります（共済会の部分含む）。
つまり、２回目の入札よりも、約７５億円上乗せした、
４１７億１６００万円（税抜、共済会の部分含む）が予定価格です。
開札日は、２月１５日です。
こんなにお金をかけてまでやらないといけない事業か？
市民のアンケートで是非を問うべし、
もっと小さな病院にすれば、と言う議員もいました。
統合新病院を整備することは、決定したことであり、
それに基づいて、近畿中央病院の診療状況や
伊丹病院への医師の確保などが進められています。
今、やめることで、伊丹病院の信頼は一気に地に落ち、
医師看護師は病院を去る事でしょうし、
阪大医学部付属病院からの支援もいただけなくなり、
伊丹市の医療は崩壊してしまうでしょう。
物価の高騰は、伊丹市の責任ではなく、
日本全体（あるいは世界全体）の傾向であり、
先に延ばしたところで、価格が落ち着く可能性はあり得ません。
予定価格は、社会情勢と他市の入札状況を見て計算したそうです。
必ず落札業者が出てきてくれることを、心から願っています。
３月末に入札不調となった、伊丹病院総合再編事業の工事入札。
６月議会で継続費の補正予算が議決され、
新たな工事費がほぼ確定しました。
学校共済組合さんの分を含めて、全体の整備費は
税込み約４０９億円が
税込み約４８７億円になります。
整備工事費のみを見れば、上の図にありますように、
市負担は約６８億円（税込み）の増額となりました。
これは、円安や供給量不足による資材の高騰、
人件費の高騰が理由です。
値上げ分は、国の交付税の増加や
病院事業の増収（高度医療提供による診療報酬の上向き算定）で
吸収できるとしています。
整備工事については、
一部経費削減のために仕様を見直ししていることもあり、
入札公告は７月末を予定しています。
順調に進めば、９月末に事業者が決定します。
予定価格は、入札の関係もあり数字を明らかにすることはできませんが、
前回の価格（税込み約３０５億円）に、
補正分約６８億円と共済組合分の事業費約１０億円を
オンした価格になるのではないか、と推測します。
こんなに莫大な費用がかかるのなら、
立ち止まって考え直すべきでは、
人口減少で病院にかかる人が減って、収益が確保でいないのでは、
という意見もありました。
立ち止まったところで、資材と人件費の高騰は今後も続くでしょう。
再不調とならず、速やかに整備工事に着手できることを
期待しています。
市立伊丹病院の敷地にあった、
伊丹市社会福祉事業団の「桃寿園・松風園」が中野北に移転し、
新たに「中野ぬくもりの郷」がオープンします。
土曜日には開所式後の内覧会に参加させていただきました。
開所、おめでとうございます！
場所は県住中野の北西の角っこあたり。
広い道沿いだとばかり思いこんでいた私は、
たどり着くのに、周囲をぐるりと歩いてしまいました。
養護老人ホームは、以前と同じ５０床。
すべてトイレ付の個室になりました。
特別養護老人ホーム「ケアハイツ中野」２９床は、
今回新たに設置された形となりますので、
入所者を募集しているところです
（もっとも待機の方が優先的に入られることになりますが）。
こちらも、全室個室です（トイレは無く、洗面台のみ）。
木をふんだんに使っているので、木の香りがします。
室内は、白とブラウンの落ち着いた色合い。
（家族で入所施設を見学に訪れた方々が多かったです）
施設が新しくなるのって、とても嬉しいですね。
入所される方もここでお仕事をされる方も、
きっとモチベーションが上がることと思います。
今日は、市立伊丹病院検討特別委員会が開催され、
入札不調の理由などについて報告を受けました。
高塚ばんこの議会報告誌「ばんことジャンプ！No.27」で
新病院整備工事の入札不調の記事を載せたところ、
「もう決まった？」とのお問い合わせを何人もの方からいただいております。
一度入札不調になったら、再入札をすればいいじゃないか、
と思ってしまいますが、今回の不調の原因は予定価格の安さ。
価格を積算した跡に、ウクライナ危機がおこり、円安が進み、
業者としては、この価格では請け負えないと思われたのでしょう。
再入札を行うには、予定価格を引き上げる必要があり、
それには、病院整備工事の予算を引き上げる必要があります。
委員会では、およそ２５％程度の予算アップになりそうという説明がありました。
この６月議会に補正予算が提出され、議会で審議し議決します。
その後に、入札公告を打って、業者を募るという事になるそうです。
開院時期がこれ以上伸びないよう、願うばかりです。
１月6日に入札公告を行った、
統合新病院整備工事の入札が不調となりました。
予定価格 ２７７億８７００万円（税抜）。
入札参加希望者は複数あったようですが、
最終的に３月１７日の締め切りに、入札書を入れた企業はありませんでした。
予定価格が昨年積算されたものであることから、
新型コロナ感染拡大による、海外からの資材の高騰、
ロシアのウクライナ侵攻による、国際的な資材不足、
円安による資材の値上がりなどで、
価格に魅力が無かったのでしょうか。
それとも、工事をしてくださる人員が集まらないのでしょうか。
入札が不調であった理由はこれから検討されるそうです。
立体駐車場整備や保育所棟の建設もすべて含まれている工事ですので、
一部から始めることもできません。
２０２５年のグランドオープンが危ぶまれますが、
何とか市民の期待に応えていただきたいと願っています。