10月6日の入札不調を受けて、
12月議会の最終日に、病院の補正予算を議決しました。
総事業費は、約562億円(税込み)となります(共済会の部分含む)。
つまり、2回目の入札よりも、約75億円上乗せした、
417億1600万円(税抜、共済会の部分含む)が予定価格です。
開札日は、2月15日です。
こんなにお金をかけてまでやらないといけない事業か?
市民のアンケートで是非を問うべし、
もっと小さな病院にすれば、と言う議員もいました。
統合新病院を整備することは、決定したことであり、
それに基づいて、近畿中央病院の診療状況や
伊丹病院への医師の確保などが進められています。
今、やめることで、伊丹病院の信頼は一気に地に落ち、
医師看護師は病院を去る事でしょうし、
阪大医学部付属病院からの支援もいただけなくなり、
伊丹市の医療は崩壊してしまうでしょう。
物価の高騰は、伊丹市の責任ではなく、
日本全体(あるいは世界全体)の傾向であり、
先に延ばしたところで、価格が落ち着く可能性はあり得ません。
予定価格は、社会情勢と他市の入札状況を見て計算したそうです。
必ず落札業者が出てきてくれることを、心から願っています。