(昭和11年建設の大牟田市議会議場)
4年ぶりに常任委員会の管外視察に行ってまいりました。
泊を伴う管外視察には反対しておりましたが、
決まった以上、欠席すると公務放棄となりますので、
福岡市と大牟田市に視察に行ってまいりました。
・福岡市 市立夜間中学校・外国人相談窓口
福岡市は人口が160万人と伊丹市の8倍あります。
市独自で夜間中学校を設置するニーズがあることが、
伊丹市の場合と異なります。
ただ、設置に向けてニーズ調査を行ったこと、
不登校だった若者の受け皿にもなっていることは、
今後伊丹市でも取り組む際のヒントになります。
外国人相談窓口は、
市内に住む在留資格外国人の数も4万人強と、
伊丹市の約4千人の10倍となっています。
特に顕著なのが、留学生の数で、
約1万人の留学生が福岡市に住んでいます。
国の「外国人財の受け入れ・共生のための総合的対策」
の方向性を受けて、すでにあった相談窓口を充実。
国による設置・運営費の支援もあります。
一般相談に加え、在留等に関する相談やカウンセリングなどの
専門相談も充実しています。
伊丹市にも相談窓口がありますが、
テレビ電話の通訳者を通しての一般相談となっています。
外国人の数から、福岡市のような相談窓口設置は難しいですが、
「適切に繋ぐ」ということを行っていくべきだと思います。
(旧商工会議所を活用した、拠点施設)
大牟田市は、かつて炭鉱の町として栄えた都市。
ピークから人口は半減しているものの、
新しい産業都市としての再生を目指しています。
「イノベーション創出促進事業」として、
核となる拠点施設「aurea(アウレア)」を視察しました。
このテーマについては、次回で取り上げます。