令和4年の伊丹市の出生数は、1,432人だったそうです。
日本全体では、770,747人でした。
伊丹市の経年変化を見てみると、
H24年 1,825人
R 2年 1,642人
R 3年 1,533人
R 4年 1,432人
です。
令和2年から4年は、新型コロナ流行の期間ですので、
このまま続くのかどうかは分かりませんが。
日本全体では、
H24年 1,037,101人
R 4年 770,747人
10年間で、日本全体では、74.3%まで減少し、
伊丹市では、78%まで減少したことになります。
人口はといえば、高齢者の長寿命化により、
何とか大幅な減少は免れています。
少子化に歯止めがかからない、と
政府はあの手この手を打っているようですが、
ターゲットを間違えているような気がします。
今の子育て世帯の経済的負担軽減が主な施策で、
それはそれで嬉しいのですが、
今子どものいない世帯が、子どもを持とうと思うかな。
晩婚化、晩産化で、もう一人も難しそうだし。
母親の子育ての負担が、時間的にも精神的にも、
大きすぎることの解消にはなっていませんね。
既婚夫婦間のこどもの数はそれほど変わっていません。
若い人達の非正規雇用、先行きの不安で、
結婚する人達の数が激減しています。
ここを何とかしなければ、
少子化は今後も一層続くでしょう。
一方で、年間人工中絶の数は、
R3年で15万ともいわれています。
様々な理由で人工中絶をやむなく選ばざるを得ないのでしょうが、
この事実も何とかしなければならないと思います。