(ジャガイモの花、ナスの花に似ています)
先日、常任委員会、特別委員会のメンバーが決まり、
正副委員長を選出した折、
視察の日程調整が行われました。
コロナで移動が制限された、
2020年から2022年の3年間は、
常任委員会、特別委員会、議会運営委員会の視察、
に加えて、会派単位での視察は行ってきませんでした。
コロナが第5類に分類されたとたん、
1泊2日の視察が、何の議論もなく復活することに、
疑問を感じました。
議員定数削減の検討員会では、
定数削減の理由が議会費の削減であるなら、
定数以外で費用の削減を図ることもできるのでは、
という意見を出させていただきました。
多くの委員からも賛同の意見がありました。
議会のメンバーが新しくなり、
それぞれのテーマや関心ごとも分からない、
常任委員会、特別委員会で何を課題とし、
何を目的に視察するのか、も決まっていません。
それなのに、視察ありきの日程調整はいかがなものか、
と委員長に提案しました。
テーマなどは、後程決めるとして、
とりあえず日程だけ決めましょう、という事になり、
7月中旬を予定しておくことになりました。
7月中旬なら、6月には先方に打診する必要があります。
結局、なし崩し的に実施されてしまいます。
視察自体は意味があるもので、
行けば行っただけ、得るものは多くあります。
現場を見て、実際にお話しを聞くことは
とても大事だと思います。
オンラインでは体験できないこともたくさんあります。
ただ、この3年間、委員会視察が行われなかったことで、
委員会活動に支障が出たかと言えば、そうではありません。
常任員会委員と随行職員、10人全員で行く必要があるのか、
宿泊を伴って、遠方に行く必要があるのか。
公費でなくとも、政務活動費の内で
希望する議員が自分の関心のある場所に行けばいいのではないでしょうか。
公務視察の費用対効果を検証すべきです。