先日、川西市の公立幼稚園が統廃合になることによって、
通園支援を受ける方への補正予算の朝日新聞の記事をとりあげました。
当事者の方から、私の書いたブログによって個人が特定され、
ツイッターで拡散され、心身を病んだ、とのお知らせをいただきました。
私の記事がそのように使われ、当事者の方に、多大なご迷惑をおかけしたのならば、
大変申し訳なく思い、謝罪させていただきたいと思います。
川西市長も、市長メッセージで次に様に語っておられます。
(以下、川西市長メッセージ引用)
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廃園に伴う支援措置について
現在、清和台幼稚園に入園している児童と、5年度に入園を予定している子どもたちの通園先は、市が責任をもってしっかりと確保します。
5年度に在園予定であるお子様はもとより、4歳児で清和台幼稚園に入園しようとしていた子どもは、廃園により入園の機会を失うことになります。市が廃園の方針を示した時期では、すでに多くの私立園での入園手続きが締め切られていました。物理的に私立幼稚園に入園できない場合があることから、市立園で受け入れ先を確保する必要があると考えています。
また、遠くになる通園先への移動についても、市で車両(タクシー)を確保し、清和台幼稚園から市があっ旋した園への行き帰りともに利用していただくこととし、これに係る経費は7月の補正予算に組みました。
通園手段についてはマイクロバスの借上げも検討しましたが、利用予定人数からはタクシーの方が安価であり、実際の経費は事業者選定の過程で予算額(=見積額)よりも低減するものと見込んでいます。
市議会からの付帯決議も踏まえて、より一層効率的な手法を取ってまいります。
正しい情報に基づいてご理解をお願いします。
今回の市の対応について、一部の報道やSNSにおいて誤解を招く情報が流れていることに残念な思いがあります。
また、通園支援の対象となるご家族に心無い誹謗中傷が続いていることに心を痛めています。
ご理解いただきたいことは、今回の支援は特定のご家庭を対象としたものではなく、また、廃園時期の前倒しによって想定外の影響を被ることに対する支援措置であることです。
したがって、現在までに市が把握しているご家庭だけではなく、今後、同じ条件のご家庭がご利用を申し込んでいただければ、同じ車両に乗っていただくなど、同様の支援措置を講じる予定です。
市としては、こどもの最善の利益から最も適切な方法として政策判断をしていますが、市政に関して多くのかたがたから様々なご意見をいただくことは当然です。ただ、根拠に乏しかったり、過度に感情的であったりする発言が事実を歪めたり人の心を傷つけたりすることは、許せるものではありません。
どうか、不確かな情報や興味本位で誰かを傷つけるような発信をするのではなく、正しい情報に基づいて、市にご意見をお寄せいただきたいと思います。皆様のご理解をお願いいたします。
ブログで取り上げたのは、
このような支援を行える川西市は凄いなあ、
伊丹市では無理だろうから、他の方法を考えなければ、
という思いでした。
各市、それぞれに事情があります。
あまり他市のことを比較に取り上げるのは、
意味のないことなのだと、思い知らされました。