一般質問の2つ目のテーマは、歩道橋の管理についてです。
市内には、国道に7、県道に11,市道に9の歩道橋があります。
歩道橋は、交通戦争が激しくなった昭和40年ごろから、
歩行者の道路横断時の安全をを、
車と交差しないことで確保するために、
建設されたものがほとんどです。
笹子トンネルの天井崩落事故を受けて、
平成26年から、5年ごとに定期点検を行っているそうです。
ただ、通学路が変更されたり、老朽化したりと、
県内でも歩道橋を廃止しているケースがあります。
京都市では、市が管理する40の歩道橋のうち、
16を廃止したそうです。
歩道橋は、階段を上って下りないといけないので、
高齢者やベビーカー、車いすは通れません。
歩道橋がある交差点には、横断歩道がないところもあり、
その方々は、大回りをして道路を横断しなければなりません。
伊丹市が管理している歩道橋で使われていないところはなく、
廃止するべきものはないそうですが、
上の写真の鈴原歩道橋(五合橋線-県道にかかる)は、
橋脚が歩道を狭め、自転車で通過するにも危険です。
こちらは、県管理なので撤去するかどうかは県が決めるのですが、
すでに通学路から外れており、
地元の要望があれば、撤去を検討してもらえそうです。
撤去するとなると、
横断歩道を付ける、ガードパイプを付けるなどの
歩行者の安全対策を行ってくれるとのことです。
早速地元の方にその旨を伝えました。
歩行者にやさしい道路となりますように!