<なつかしい、アベノマスクの画像が残っていました>
アベノマスクが8000万枚余っていて、保管に年間6億円ものお金がかかっていたとか。
いっそのこと、廃棄したら数千万円で済む。
いやいや、廃棄処分にするのはもったいないから、欲しい人に配れば。
で、10億円かかりますけど・・・
って、漫才のネタですか?
廃棄処分であれば、トラックに積み込んで、処分場へGO。
焼却処分するするのなら、
トラックのリース料、運転手の人件費、産廃の処分費で数千万円でしょう。
では、欲しい人に送るのに、なんで10億円も必要になるのか?
国会答弁では、果たしていくらになるのか、お答えされていませんでしたが。
8000万枚に対して3万7千人(団体)が手を挙げてくださった。
平等にお分けするとして、お一人(1団体に)220枚くらい送ることができる。
220枚を宅急便で送るとすると、80サイズ位になるだろうから、
ゆうパックの80サイズで最も高い沖縄への送料が、1600円。
段ボール箱は大口購入ではなく、1枚だけ購入するとして、500円くらい。
1箱送るのに、2100円×37,000=7億7千7百万。
あとは、希望者の住所を登録したり、箱に詰めたり、ゆうパックに連絡したり、
という事業の委託料に2億3千万円くらい、とみているのかな?
ばくっとした計算ですが、10億円の根拠はこんなもんかな、と思います。
お役所が新たに何かするときは、必ず外部委託になるので、
この費用が結構かかります。
既に、多くの方のお手元に届いているであろう、
伊丹市の子育て世帯への給付金(対象約32000人)事業も、
コールセンターや書類の受付・確認。銀行振込手数料などで
支給金金額約16億円に対して、事務費約5千万円かかってました。
ただ、国の予算って、
市町村のように細かく決算委員会でチェックするわけではないので、
甘々の執行になるんだろうな、という気はします。
このマスクに再利用に限らず、
何かを使い回すとかリサイクルする、のは
SDGsの達成上、お薦めされていますが、
コストがかかるということは事実だと思います。
そして、なによりも行政の失敗やミスは、
いつも国民の税金で賄われるということも事実です。