大規模接種会場の1つ、スポーツセンター会場を視察させていただきました。
現在は、1回目接種、1日約240人の接種を行っています。
6月からは2回目の接種がはじまりますので、約480人に増えます。
今のところ、駐車場、会場ともにかなりゆったりしています。
余裕をもって会場に到着される方が多いのですが、
15分毎に呼ばれて会場に入りますので、
それまではロビーでお待ちいただきます。
その間に予診票が記入してあるか、書類に不備が無いかを
チェックしましょう。
順番が回ってきたら、入り口の体温計でまず計測。
アルコール消毒をして中に入ります。
予診票に記入してなければ、ここで記入します。
スタッフが優しくアドバイスしてくれます。
予備受付
まずここで体温を測り、体温を記入します。
ここが一番密になりますので、離れて並んでください。
①受付に進みます。
全ての書類をチェックします。
②予診前待機場所
受付を済まされたら、こちらで並んでお座りいただきます。
③予診
予診室は4つ。
医師会や派遣会社からの医師が予診を行ってくれます。
予診を受ける前に健康などで気になる方は、
看護師相談場所がありますので、気軽に相談してください。
④接種前待機場所
予診を済まされた方は、こちらで接種の順番をお待ちいただきます。
その際、肩を出してすぐに接種できるようご準備ください。
半袖を着てくれば、スムーズです。
長袖の方は、接種する腕を脱いでおきましょう。
⑤接種室
接種室は6つありますので、空いたところへ案内されます。
肩を出した状態でお入りください。
3人の看護師さんが準備ができた方から接種してくれます。
ご夫婦で接種に来られた市民の方。
妻が夫の肩を出す手伝いをされています。
同伴の娘さんも入室されていました。
白い服の方は案内のスタッフさん。
ずっと付き添ってくださっています。
バックヤードに、1人分ずつアルコール消毒カット綿、
充てんした注射器、接種薬剤のシリアル番号のシールをセットしています。
アルミホイルに包んでいるのは、充てん済みの注射器。
少しでも光に当てないよう、ギリギリまで保護しています。
解凍したワクチンを保管している冷蔵庫。
鍵がかかっています。
⑥接種済証発行
こちらで1回目の接種のシールを貼った接種券と
次回の接種日時・場所(基本的に3週間後の同時間・場所)を
書いた紙、副反応の相談電話を書いた紙などを渡してくれます。
接種券は2回目まで無くさないように保管してくださいね。
⑦接種後待機場所
接種完了書類をもらったら、ここでしばらく休憩します。
15分程度ですが、人によっては30分必要と言われることもあります。
その方には注意書きのボードを首から下げてもらっています。
もし気分が悪くなったら、救護所がありますので、
お近くのスタッフまでお申し出くださいね。
受付から30分くらいで終わります。
会場は、運営委託しているJTBのスタッフ、午前午後各20名、
医師会や派遣会社から派遣された医師、午前午後各4名、
伊丹市が契約した看護師、午前午後各10名、
というたくさんの方のお陰で接種が行われていると伺いました。
看護師さんもスタッフさんも立ちっぱなしの動きっぱなし、
医師会の先生もご自身の診療の合間をぬってのご協力。
本当に頭が下がる思いです。
菅さんが1日100万回の接種を目指すというけれど、
言うほど簡単にできるものではありません。
誰も経験したことのない、短期間での全員予防接種です。
安全に接種を行うには、まさに人力に頼るしかありません。
市の接種班の職員さんはじめ、スタッフの皆さんのご尽力に感謝します。