東京では感染者拡大で出歩く人が減っているようですが、
市内では夜間でも結構な人出があります。
何件かのお店に現状をお聞きしました。
・昼間はそこそこ来てもらっているが、夜はほとんど来客がない
・この時期歓送迎会で使ってもらっているが今年は全くない
・花見や総会などの自粛で仕出し料理が全くない
・団体客のキャンセルが非常に痛手となっている
・売上は前年比3割~5割減という店が多い(中規模店舗)
・融資は、保証料・利子を市が負担してくれても、結局借金、
できるだけ持ちこたえたい
・売上補償してくれて、休めと言ってくれる方がいい
・開けていても客はほとんど来ないけれど、それでも開けないわけにはいかない
・ライブハウス併設というだけで、まったく客が来ない、ライブやっていないのに
・島田市のように、家賃+固定費分として10万円支給して欲しい
ある製造業の方は、
・夏納品までの注文はあるので、仕事は続いているが、夏以降の注文が無い
その時には、融資をしなければならないかも
のようなご意見がありました。
融資等の相談窓口を開設している商工労働課には、
セーフティーネット4,5号の相談がおよそ100件、
内訳は、工事・土木が30%、販売25%、製造15%、建築15%、その他15%。
工事・土木が多いのは、資材が海外から入って来ず、仕事が進まない、から。
このセーフティーネット4,5号、危機関連保証の融資を使えるところは、
日頃から金融機関との付き合いがあって(すでに融資を受けている)、
業績がそれほど悪くない企業が多いとのことです。
今後、経営的に厳しい企業からの相談が増えてくる予想だとか。
お困りならば、まずはお電話で相談をお勧めします。
(電話:072-784-8047 伊丹市商工労働課まで)
お聞きした声についての市の担当者の見解は、
政府の補正予算待ちということで、市独自の助成は考えていない、とのこと。
国の制度内容がわかったら、いち早く、専決処分(議会にはあとで報告)で取り組みたい、
と言われました。
今何とか持ちこたえている飲食店がばたばたと潰れてしまったら、
生活ができなくなる人達が出てくるのだから、
「幼児教育無償化」を国に先駆けて行ったように、
国に先んじて、伊丹市独自の助成を考えて欲しい、
基金を取り崩してでも、今行動すべき、と伝えました。
私個人の要望では、なんともなりませんから、
会派として市長に要望書を出すことを検討しています。