(佐竹議員と東中学校図書室を訪問しました)
伊丹市では小中学校の読書活動に力を入れていることは、
前にもお伝えしました。
中学校では、毎年平均150万円の図書購入費の予算があり、
図書館司書は、年500時間の配置となっています。
今日訪問したのは、またまた東中学校の図書室。
司書の方からお話をお伺いしました。
1日5時間、朝9時から2時まで隔週で
東中学校と南中学校に努めていらっしゃいます。
授業で調べ学習のために図書室を利用することもあるそうですが、
生徒が本を借りに来るのは、昼休みの30分程の間のみ。
放課後は空いていないそうです。
モチロン、夏休みなどの長期休業中も空いていません。
本に触れるには、図書室に行く機会が多い方がいい。
この本借りたいから図書室に行く、という生徒は少ないでしょう。
ふらっと図書室に行って、あ、この本面白そうだから借りよう、
と思ってもらうにも、開室時間が長い方がいい。
でも、司書さんの勤務時間もあり対応できないとのこと。
司書さんがいらしゃらない週は図書係が開室していますが、
放課後には対応できていません。
放課後はクラブ活動があるから、ともおっしゃっていましたが、
部活に行かない生徒もいるでしょう。
東中に限れば、図書室が離れていることも影響しています。
有岡小学校の図書室が靴箱の真ん前にあって利用率が高いなら、
図書室を移動することも1つの解決方法ではないでしょうか。
デジタル時代とは言われますが、本から得られるものはまだまだ多いはず。
これだけ予算をかけているのにもっともっと利用して欲しい、
何かいい対応策はないものか、考えます。
この本、欲しい。
図書室の全景。本は分類0番から時計回りに配置されています。
英語の本は、絵本が多い、英語の漫画もあります。
司書さん手作りの図書館だよりは全校生徒に配布されています
紹介された本は貸し出されることが多いそうです