« 2017年10 月 | メイン | 2017年12 月 »
１１月２９日、伊丹市内で３番目（４番目？）となるこども食堂がオープンしました。
といっても、まだプレイベントで、いつから定期的に開催されるのかは未定のようですが。
伊丹小学校区で立ち上がった「いたみっ子食堂」は、
学校、商店街、自治協議会（自治会）、商店街、介護施設、社協、市が
共同で運営されています。
プレイベントの当日は、
小学校からは校長先生、教頭先生、教育員会からは学習支援の方もいらっしゃってました。
学習支援の会場となった「中央コミュニティセンター」は子どもの３倍くらい大人がいて、
大盛況でした。
食事は、商店街の千舟屋さんでカレーとサラダとサツマイモのフライ。
食後のお楽しみは「オアシス千歳」（介護施設）でゲームに卓球。
たくさんの方が関わると、こんなに豪華にできるのだなあ、
と羨ましく見学させていただきました。
私自身が住む校区ですので、次回以降は見学ではなく、
定期的にボランティアとして参加させていただきたいと思っています。
明日はあかね食堂、１周年記念のスペシャルメニューを準備します。
＜伊丹市公立幼稚園・保育所の再編計画＞
（凡例）
黄色 ： 最終年度で廃止
緑 ： 変更無で存続
桃色 ： 新たに建設
預 ： 預かり保育
プレ ： プレ保育
公立幼稚園の統廃合を含む「伊丹市幼児教育推進計画案」が示されて４か月。
８月以降、市内幼稚園や保育所、公共施設などで７０回以上の説明会が開催され、
９月中旬から１０月いっぱい、パブリックコメントを集めていました。
また、今日は再編計画に反対する署名１万８千筆が市長に届けられました。
明日の文教福祉常任委員協議会でパブコメの集計と
それに対する市の見解が説明されます。
市民の皆さんの声をお聞きして、計画案には何らかの変更がある模様。
結果は、また明日にご報告いたします。
先週は、議会改革の視察と研修が相次ぎました。
１４日には、大津市議会で、議会改革の行動計画（ロードマップ）作成と図書室の充実について視察。
翌１５，１６日には姫路市で開催された、全国市議会議長会研究フォーラムに参加。
兵庫県が開催県ということで、たくさんの県内の議会からもご参加があり、
全体では、北海道から沖縄まで２０００名あまりの議員が集まりました。
こちらでのテーマは、議会基本条例その後。
議会基本条例は開かれた議会を目指した市民の皆さんとのお約束ごとを決めたもの。
ただ、条例を制定することが目標となって、仏作って魂入れず、になってはいないか、
をそれぞれの議会で振り返るきっかけとする研修。
伊丹市議会でも、議会基本条例は平成２７年３月に制定されましたが、
それに基づく行動計画（取り組むスケジュール）はできていなし、
条例の検証も現在進行中です。
議会内部の改革なんて、市民の皆さんには何の関心事でもないこと、
改革なり行動をすることで、どんな市民福祉の向上につながるのか、
という視点を持つことが必要だと、講師やパネリストのみなさんは
異口同音に話されました。
伊丹市議会で、市民のみなさんのご意見をどのようにお聞きするのか、
お聞きした上で、どう政策や事業に反映させていくのか、
議会全体として考え、取り組んでいく必要があります。
まとまらないのは、トップの責任、とのご指摘も。
議会改革特別委員長として、私の力量の無さを突かれました。
まとまれる点を探し、それぞれの議員が足を引っ張り合わないよう、
誰かだけの手柄にしないように、まとめていけるよう、頑張らねば。
６，７日と滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所で受けた研修は、
「議会改革を考える～先進事例に学ぶ住民参加・情報公開」がテーマでした。
現在、議会改革特別委員会の委員長を務めさせていただいておりますが、
議会改革に対する取り組みは議員それぞれで温度差があり、
進んでいかない現状に自分の力の無さを感じていたところです。
早稲田大学名誉教授・北川正恭さんによる基調講演から始まり、
先進取り組み自治体の可児市の川上議長、北海道芽室市の広瀬議長から
具体的な進め方、取り組み内容をお話いただきました。
伊丹市議会では、住民参加の手法として、議会報告会を昨年から開催しておりますが、
２年目にして来場者が激減し、開催すべきかどうかを話し合っています。
参加し、意見を述べ、それが生活の改善につながっていかなければ、
わざわざ出かけてきていただく意味がありません。
そこが大切です。
議会改革は、議員全員で同意しなければ進みません。
現在の議員の任期はあと１年半弱ですが、
「住民参加の開かれた議会」を目指して、
ワンマンプレー、「私が、私が」ではなく、
『チーム伊丹市議会』として取り組んでいきます。
総勢１３０名の議員参加による研修は刺激の大きな、
得るものも多かった研修となりました。