11月22日の文教福祉常任委員協議会では、
伊丹市幼児教育推進計画案(市では充実案、と呼んでいますが)
に対するパブリックコメントの結果が報告されました。
廃止となる地域の方々からは、廃止しないで欲しい、
案が出されてから決まるまでに早すぎる、伸ばして欲しい、
保育所の移転は遠くなって困る、
などなどのご意見が寄せられ、その数は873人に上りました。
もちろん、少数ですが案に賛成、進めて欲しいという意見もありました。
パブリックコメントのご意見を受けて、市が修正したのは、
①(統廃合後)すべての公立幼稚園で3歳児保育を行う
➁新しくできる公立認定こども園の名前は公募する
③南部こども園(こばと保育所)の定員を20名増やし
西部こども園(西保育所)の定員を20名減らす
④幼児教育の段階的無償化を
・計画どおり4,5歳を対象とする
・幼稚園保育料と保育所保育料の全額を無償とする
(保育所保育料は、元案では教育費と保育費に分けて、半額のみとしていた)
・(国の実施計画を受けて)来年、平成30年度から全額無償化する
・認可外保育施設や市外の就学前施設を追加する
というものでした。
また、私が代表質問でも求めていた
稲野公園の一部を民間保育所の誘致候補地とすることも提案されました。
パブリックコメントと市の考え方は、
11月27日から来年1月31日まで、市のホームページや
パブリックコメントを受け付けた施設で公開されます。
11月21日には案に反対する方々の署名約18000筆が
藤原市長あてに届けられました。
副市長は、署名の重みを十分受け止め、検討したいと答えました。
市は条例や補正予算を12月議会に出す予定と言っていますが、
修正案が出されてわずか2週間後に議会が招集されます。
さらに検討して何らかの修正があるとなれば、
議決までの時間が非常にタイトとなってしまいます。
これって、考えないでいいから賛成しろ、ということなのかしら。
12月議会もこのテーマに質問や質疑が集中しそうです。
もちろん、私も頑張ります。