先週は、議会改革の視察と研修が相次ぎました。
14日には、大津市議会で、議会改革の行動計画(ロードマップ)作成と図書室の充実について視察。
翌15,16日には姫路市で開催された、全国市議会議長会研究フォーラムに参加。
兵庫県が開催県ということで、たくさんの県内の議会からもご参加があり、
全体では、北海道から沖縄まで2000名あまりの議員が集まりました。
こちらでのテーマは、議会基本条例その後。
議会基本条例は開かれた議会を目指した市民の皆さんとのお約束ごとを決めたもの。
ただ、条例を制定することが目標となって、仏作って魂入れず、になってはいないか、
をそれぞれの議会で振り返るきっかけとする研修。
伊丹市議会でも、議会基本条例は平成27年3月に制定されましたが、
それに基づく行動計画(取り組むスケジュール)はできていなし、
条例の検証も現在進行中です。
議会内部の改革なんて、市民の皆さんには何の関心事でもないこと、
改革なり行動をすることで、どんな市民福祉の向上につながるのか、
という視点を持つことが必要だと、講師やパネリストのみなさんは
異口同音に話されました。
伊丹市議会で、市民のみなさんのご意見をどのようにお聞きするのか、
お聞きした上で、どう政策や事業に反映させていくのか、
議会全体として考え、取り組んでいく必要があります。
まとまらないのは、トップの責任、とのご指摘も。
議会改革特別委員長として、私の力量の無さを突かれました。
まとまれる点を探し、それぞれの議員が足を引っ張り合わないよう、
誰かだけの手柄にしないように、まとめていけるよう、頑張らねば。