伊丹市が当番市として開催しました、学習会、盛況のうちに終了しました。
近畿各市町から30名を越える議員が集まり、学習、意見交換ができました。
今回のテーマは、それぞれに関心の高いものばかりでしたので、
連携して、課題解決に取り組もう、という声も上がりました。
また、講師の方々も議員にだから伝えたい、知って欲しいというお気持ちがおありで、
双方にとって、非常に刺激的な会となったのではないか、と信じております。
これらのテーマを、3月議会には間に合わなくても、取り組みたいと思います。
県会議員の政務活動費について積極的な取り組みを提案する丸尾議員、
富山テレビの取材もありました。参考にしていただければ、幸いです。
1コマ目は、尼崎労働者安全衛生センター・議長の末吉氏。
解体によるアスベスト飛散の対策を急ぐべき、とのお話。
工場によるアスベスト被害のあった尼崎市に限らず、
全国的に懸念される問題です。伊丹市でも取り組まなければならない。
オランダから来日されている、リヒテルズ直子氏の講演。
オランダの教育や働き方について。保育所が充実していると思いきや、
夫婦2人で1.5人分の収入というのがスタンダードなので、保育所利用は
週に1,2回という家族もある。教育では、一斉授業ではなく、グループで
学び合う、教え合う、という形で行っている。すぐに採用できるものではないが、
教育とはどうあるべきなのか、を考えさせられた。
いたみワーカーズコープの高木氏。生活困窮者自立支援事業について、
伊丹市が全国のトップを走っているというお話。他市でもできなくはない、
という事例の紹介に議員の関心が高く、質問が相次いだ。
オランダの教育についての講演を聞きながらも、
一方的に講師の話を聞くスタイルだったことに、ちょっと残念な気も。
たった1日の学習会でしたが、終わって肩の荷が下りた気がします。