伊丹市内では自転車が安全に通行できるように、道路をいろいろと工夫しています。
私が市役所へ通う道では、専用レーンのない普通の歩道、黄色く塗られた、
自転車歩行者専用歩道、青く塗られた自転車専用レーン。
それぞれの区分けに従って走りますが。これが結構危ない。
下の写真は、500メートル程度の1本の道の様子です。
普通の歩道を走行していると、途中からいきなり黄色いレーンが出てきます。
自転車は、基本的に黄色いところを走ることになります。
次の交差点前で黄色いレーンは無くなります。超えるとしばらくして、自転車専用レーンがあり、
自転車は歩道からいきなり車道へと出ることになります。
そのレーンを進んでいくと、路肩に車が停まっています。車道側に膨らんで走るか、
再び歩道に戻るかしなければなりません。その時が一番危ないのです。
車道側にふくらむと、後ろから来た車にぶつかる可能性もありますし、
歩道に戻る時に、段差で転倒する可能性もあります。
岡山市のように、道路幅に余裕があれば、速い自転車用の自転車レーン、
歩道には、遅い自転車用の「自歩道」と両方設置が望ましいのですが。
付け焼刃的に、自転車専用レーンを青く塗っておしまいではなく、
時間とお金がかかりますが、歩道を広げてゆったりとした「自歩道」を整備し、
その上で、自転車走行のマナーを徹底するべきだと思います。