大変遅くなりましたが、9日に行いました質問の内容です。
1.入札における中小企業支援は?
建設工事は一般競争入札で行っており、本社を市内に置く「制限付き一般競争入札」を
行っている。落札状況は、市内業者が90%を占める。下請を市内業者にするよう求めて
いるが、落札業者との関係もあるので義務付けることはできない。市外業者を排除する
ような制限を付けると、伊丹市の業者が他市で落札できなくなることも考えられる。
物品・契約では指名競争入札を行っているが、市内落札率は低い。
登録業者も少ないので、応札できる業者も少ない。
2.産業振興ビジョンにおける支援は?
市内業者および他市の業者が市内で事業を拡大できるよう条例を作った。
この2年は新たな申請が無く、工場を設置できるような土地が無いという
伊丹市の現状に合っていない。条例を改正する予定。
中心市街地(4局2軸)に良質な商店が集積できるよう補助金を出した。総額約3億円。
この事業は平成26年度で終了。今後は、商店街活性化補助で応援していく。
3.女性の活躍を活かした支援は?
男女共同参画計画で「労働」の分野の取り組みは進んでいない。国の女性活躍推進法を受けて、
計画に反映させる。労働関係の当事者が計画策定の委員にはいない。
<ばんこの意見>
入札では、税金を使って発注をするからには、安くて質の良い業者と契約することが大切です。
しかし、市との取引だからと、登録しただけで声がかかるのを待つのではなくて、
担当課に営業活動に行くことを積極的にやってみてもいいんですよ。
中心市街地に3億円、はビックリですが、市外からも集客がかなりあることを考えれば成功です。
それぞれの商店街も要望や意見を市に届け、良い案を一緒に考えていきましょう。
男女共同参画の点では、事業者は国の法律に従って設けられる補助金などの情報には疎い。
市の担当者が積極的に情報発信すべき。計画に労働の当事者の声を聞く機会を設けて。