先日、松江市で行われた「第41回 食とみどり、水を守る全国集会」に参加してきました。全国から700人近くが集まり、食の安全、学校給食、環境、農業・林業政策について学習してきました。
私は、2日間とも、食の安全と学校給食の分科会に入りました。講師はホームページ「学校給食ニュース」を主宰していr牧下圭貴さん。数々の食をめぐる事件が多発している例を挙げ、子どもたちに安全な食を提供するのは大人と責任。こと、学校給食は食育という面もあって、非常に重要なことを話されました。
長く健康な人生を送るには、食べるものに気をつけることが大事。わかっているけど、忙しさにかまけてなかなか実行できない自分を反省。何を食べたらいいのか。作り手の見えるもの、自分に近いところで採れたもの、命のあるもの(玄米や有精卵など)がよい、ということです。そういう理由から地産地消費、センター方式でない自校式給食が望ましいこと。中学校でも給食で、それを実践して見せることが大事だと伺いました。
全国の中学校で70%以上が完全給食を実施しているのに、伊丹市ではできていません。家庭教育のためだ、と教育委員会は弁明しますが、氏の言葉を借りると、学校給食は法律で推奨されてはいるが、義務ではないことから、それぞれの自治体どれだけ子どものことを考えているか、つまり、子どもにお金をかける気がない自治体だということになります。
私は1期目から中学校給食の実施を訴え、議員のなかでも10人以上が必要だと思っています。食の大切さを訴えながら、今後も粘り強く「中学校給食の実施」に向けて頑張っていきたいと思った学習会でした。