昨日は、このブログでもご紹介しました、佐高信さんの講演会がありました。テレビでもおなじみの辛口トーク。ばっさばっさと政治家と企業と経済を批判。「批判する人がいないとね」というのはハト派。「批判する人は許さん」がタカ派とか、マスコミは報道しなければならないことは伝えない、真実は他にある、など小気味のいい口調で会場を沸かせてくれました。川西市のアステホールは、300人を超える人でいっぱい。メディアを信じることなかれ、の言葉に「メディアリテラシー」の大切さを改めて感じましたね。
そして、今日は「地域から仕事と希望を作り出す2009inいたみ」という、協同労働の法制化に向けての講演とシンポジウムに参加してきました。新しい働き方として、雇用されるのではなく、自身が事業者の1員として出資し働く、という「協同労働」のお話です。現在の企業中心の労働体系では、労働者は搾取されるだけで、利益は株主と経営者にしかもたらされず、景気が悪くなると賃金カットか解雇になる仕組みになっていること。地域の再生と新しい公としての「協同労働」が、今後期待されることなどが語られました。
この「協同労働の協同組合」法制化には、190名を超える国会議員が超党派で参加しており、成立に期待がもたれています。伊丹市選出の衆議院議員で元同僚の木挽さんも議連に名前を連ねているとのことで、会場にいらしてました。記念講演は、前連合会長の笹森清さん。戦後労働史を軸に、労働の意義の変遷とこれからの労働の意義をとてもわかりやすくお話してくださいました。
今日は、イベントのご報告のみ。労働については、いずれゆっくりと書いてみたいと思います。