3月議会も26日の最終日を残すだけとなりました。また、頑張って更新をしていきますので、よろしくおねがいします。
3月議会の個人質問では、違法駐輪対策について、3人の議員から質問がありました。駅周辺(阪急・JR)の違法駐輪対策に、シルバー人材センターに委託して、駐輪指導(そこはとめちゃダメだよ、駐輪場に入れてね)と時々の駐輪自転車撤去と保存・返還の業務をおこなっていますが、それに約3500万円が投入されています。いたちごっこの事業であり、完璧に撤去することができないので、とりあえず、1300台にまで違法駐輪をへらせばOKと目標値も決めています。
今日は、阪急伊丹駅前で撤去作業の現場を見かけました。 撤去された後のとおりは、ごらんの通り。とてもすっきりと綺麗になっていました。撤去された自転車を取りに来る人は、意外に少ないとか。自転車が安くなって、使い捨て感覚になっているのだそうです。
駐輪指導も、以前は午後5時くらいまでだったのが、駅前の商店街の営業妨害になるからと、現在は3時までに短縮されています。駅前をバリアフリー駅にふさわしく、通行しやすいように違法駐輪をしめだすのか否か、買い物ならいい、3時以降ならいい、というようなダブルスタンダードは行政の仕事として融通性はあっても、説明がつかないと思います。
この3500万円の出費、ありかなしか。100年に1度の大不況でカットされる事業がたくさんあるなか、ほぼ例年通りの予算がついています。市民が意識して駐輪場を利用すれば、3500万円は不要になりますし、駅前が自転車であふれていてもよしとするならば、やはり3500万円は不要です。
とある市で「ここは自転車捨て場です。ここにある自転車はご自由にお持ち帰りください」と張り紙をして、言葉どおり撤去を続けたら、違法駐輪が激減したと聞いたことがあります。駐輪指導をやめて、徹底的に撤去するのも1つの方法かもしれませんが、市民の皆さんのご意見が伺いたいです。