日曜日の花火大会、阪神間で最後となる花火でしたが、雨で1日延期になったものの、とてもたくさんの市民のみなさんでにぎわっていました。途中、配線不具合で15分ほど中断しましたが、再開後は空を焦がさんばかりの打ち上げで、私は口をあんぐりとあけて見とれてしまいました。今回初めて河川敷で観覧したのですが、目の前というより、頭の上から降ってこんばかりの色とりどりの花びらに、大感激でした。準備、当日の警備に当たられた、たくさんの地元の方、職員の方のご尽力に、頭が下がります。うち上げカスは、阪神浄水場に落ちるので、職員の方が、網をもって花火大会が終わるのを待って作業されるとも伺いました。本当にご苦労さまでした、そして、きれいな花火を見せていただいてありがとうございました。
ただ、気になることがいくつかありました。まず、花火大会の案内です。市のHPには掲載されているのですが、情報が乏しい。観覧席の見取り図、臨時バスの案内、臨時JRの案内、古本位置や地元の方々による露店の案内、なども掲載して欲しいと思います。花火大会は実行委員会形式で実施されていますので、独自にページを作成されるのもいいかと思います。また、臨時バスについても、阪急伊丹駅に表示をしていただくとうれしいです(あったのかもしれませんが、私や友人は見つけられませんでした)。花火そのものは素晴らしい内容でしたが、花火の特徴、作者、ストーリーなどを音楽に載せてアナウンスする、花火大会そのものを演出するともっと楽しめると思います。阪神間最後の花火を伊丹をアピールするために最大限利用したらいいと思います。それと、費用です。平成淀川花火大会はほとんどすべてが企業や市民のみなさんのカンパでまかなわれると聞いています(補助もあるでしょうが)。伊丹市では、82の団体企業のご協力を得ていますが、もっと広く市民・企業によびかけてはどうでしょうか?自分も支えている花火大会、ということで愛着も増すというもの。この花火大会に伊丹市が出すお金は2,200万円(職員の人件費は含まず)です。一部から、たった一晩に2000万円を毎年使う必要があるだろうか、という疑問の声もあります。一晩で2,200万円、高いか安いか人によって意見は違うと思いますが、市民や民間企業主導のイベントを作り出していくことも、まちづくりには必要だと思います。