伊丹をアピールするために、伊丹出身の有名人に伊丹大使をお願いする企画がスタートしました。その数は15人、うち6人がプロ野球選手です。現在北京で奮闘したマー君や中島選手がその代表です。んん?伊丹ってそんなに野球が盛んな土地だったっけ?そういえば、リトルリーグは、全国大会に出場するなど、がんばっているチームがたくさんありますね。
でも、小学校を卒業したあと、中学校の野球部、高等学校の野球部に進むと、学校のクラブ活動の範囲になり、なかなかその才能を伸ばしてもらえないのが現状です。才能のある若者が多いのなら、伊丹に居ながらにしてその才能を伸ばすようなバックアップができないものでしょうか。学校とは別のクラブに所属すると「中学校総体」「高校総体」に参加できなくなるので、やはり学校のクラブ活動を応援するしかないようで、その方法としては、校区を越えて1つの学校に野球の強い子どもたちを集めるとか、外部コーチをつけるとか、いろいろ考えられます。
野球といえば、瑞ヶ丘の野球場が現在使えない状態になっています。なんでも、ホームランやファウルボールが近隣の住宅や店舗に飛び込むクレームが相次ぎ、ボールの被害対策ができるまで使わないで欲しいという要望があったと聞いています。現在でも10メートルのネットが野球場を取り囲んでいますが、住宅街にボールが飛び込まないようなネットを付けるとすると、数千万円の費用がかかり、市も対応に頭を悩ませています。せっかくスター級の野球選手が輩出されるようになったのですから、次に続く子どもたちを応援するためにも、市だけでなく市民も一緒になってエールを送って欲しいものだと思います。