ペットボトルの回収は、私たちの生活に大分根付いてきました。回収されて、リサイクルされて、私たちの身の回りの生活用品や、衣服、カーペットなどに生まれかわっています。リサイクルされるとしても、やはり使い捨てには変わりません。今では、マイボトル運動、といって水筒やアルミボトルに自分でお茶を入れてもって歩くのが、さらにエコな生活としてじわじわ浸透していきつつあります。
ペットボトルを回収ボックスに入れるときのお約束として、キャップとラベルははがしましょう、ということになっています。はずしたキャップとラベルはごみとして処分されます。このキャップも回収してリサイクルしよう、というのが「エコ・キャップ・運動」です。運動のサイトはこちらでみることができます。 → http://ecocap.jp/link/ キャップを集めてリサイクルし、発展途上国にポリオのワクチンを送ろう、というのが最終的な目標です。キャップ400個でわずか10円にしかなりませんが、20円で1人分のワクチンが買えるそうです。一方で400個のキャップを燃やすと、3150gのCO2が排出されてしまいます。キャップを集めることは環境にもやさしい。エコとボランティア、これをうまくつなげたところが、素晴らしいと思いませんか?
先日、宝塚市でこの運動に取り組んでいる方から、ぜひ伊丹市でもやってください、と宿題をいただきました。このキャンペーンの宣伝、回収場所や回収を手伝ってくれるボランティアを募ること、たくさんの課題があって、準備に時間も労力もかかり、私一人では到底無理です。でも、なんとか伊丹市でも取り組みたい、と考えています。もしかしたら、すでに取り組んでいる人がいるかも知れませんが。一緒にやってくださる方、アイデアを募集中です。興味のある方は、メールでご連絡ください。
回収ねたでもうひとつ。携帯電話の機種変更をしたとき、古い携帯電話はどうしてますか?写真やメールが残っているから、と自宅に保管している人が多いと思います。この携帯電話器、金・銀・パラジウムなどの貴金属が使われていて(1台にふくまれている量がわずかですが)、業界では「埋蔵金の山」と呼ばれています。私の机の引き出しにも3台の携帯電話器が眠っています。このリサイクルにとりくんでいる企業や団体もあります。こちらも何とかしたいいですね。