ホタルといえば、夏の風物詩、闇夜につぅーっと川の上を飛ぶゲンジボタルやヘイケボタルをおもいうかべますが、昨日見に行ったのは、「ヒメボタル」です。
昨年、伊丹市で「ヒメボタルサミット」が行われていたのをご存知ですか?環境団体のアースいたみのみなさんが、いたみ市内のヒメボタルの生息状況を調査され、保護に頑張っていらっしゃいます。メンバーさんの案内で、口酒井の神社へ。10匹程度は確認できました。でも、個人の土地なので、いつ売り払われて、開発されるかとても危うい場所です。
次に訪れたのは、猪名川の河川敷。川の土手から河川敷に降りると、こんもりとした人口の小山があります。その山全体がきらきらと、ありきたりの表現ですが、クリスマスイルミネーションのように光っているのです。その数は、1000でしょうか、2000でしょうか。茂みの中を覗き込むと、茂みの下のほうにも、ダイヤモンドを撒き散らしたかのような、淡い光が無数に輝いていました。ヘイケともゲンジとも違う、独特の短い点滅を繰り返しています。ちょうど、カメラのフラッシュのようなイメージです。ヒメボタルを追い求めて、ホタルの里と言われる山南町にも出かけましたが、これほどのホタルを見るのは初めてです。まるで夢のような光景にうっとり、しばし言葉を忘れました。